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2026年07月

2026.07.20

夏の草花-オウバギボウシ

関東の方では梅雨明けしたようで、もう少しで山形の梅雨も明けるのでしょう。

今年の梅雨は雨が降り、気温が高く、昨年よりも体調を崩しやすい気候だったように思います。

このムシムシしたなかでも涼やかな薄紫色の花が見られるようになります。

「オオバギボウシ」です。

あまり聞き慣れない名前ですが、「うるい」といえば聞き覚えもあるのではないでしょうか。

オオギバボウシの若葉をうるいと呼び、山菜料理としても春先によく顔をだします。

酢味噌で食べることが多いイメージでしたが、天ぷらなどにしてもおいしく、いろいろな料理になるようです。

もっとも、花が咲く頃には食べ頃は過ぎてしまっていますが・・・

リュウゼツラン亜科ギボウシ属の多年草です。

蕾が欄干の擬宝珠に似ているので大葉擬宝珠というようです。

北海道から九州までと広く分布していますので、あちこちの庭や街路樹の根元などで見かけます。

銀山温泉に行ったときに川沿いに沢山生えていてきれいに思ったことを思い出します。

大きめの葉の中央に50-100cmのまっすぐな茎がのび、その先に薄紫のきれいな花を何個も咲かせます。

天気予報を見ると40℃を超える地域もでてくるらしく、今年の夏の過酷さが予想されます。

熱中症に気をつけて過ごしていきましょう。

2026.07.13

夏の草花-キョウカノコ

 梅雨に入って以降雨が多くなりました。

ジメジメ、ムシムシした日々が続きます。

当たり前のことかも知れませんが、昨年は雨が少なかったのでここまで蒸すことはなかったので、久しぶりに感じます。

梅雨の時期はピンク色のポワポワした花が咲きます。

キョウガノコです。

バラ科シモツケソウ属の花で、ピンク色の小さな花が集まって咲く初夏の花です。

雨に濡れるとピンク色が濃く見え、遠くからでも映える花です。

漢字では「京鹿の子」と書きます。

個人的には鹿の子というと和菓子を真っ先に連想してしまいます。

実は名前の由来はどちらも同じで、子鹿の背の模様から派生しているようです。

最もキョウガノコの名前はワンクッション置かれていて、京の染め物技法の「鹿の子絞り」から来ています。

鹿の子絞りは丸い点の下絵を中心に布を四つ折りにして、その角を糸でくくることを繰り返して布を染める技法です。すると糸でくくったところは白く四角く、角の先端はかすかに染められて点になります。この形が子鹿の背に現れる白いまだらものように似ていることからこの名前になったようです。

小さい花が集まっている様子が、紅色の鹿の子絞りの模様に似ています。

一方で和菓子の鹿の子も小豆や栗が鹿の模様を連想させるようにして作られたもののようです。

「キョウガノコ」も和菓子の「鹿の子」も元をたどれば鹿の模様に行き着くのです。

動物、食のどちらにも名前が使われるのは昔から鹿が日本人にとって、親しまれていた証拠なのかも知れません。

山形ではニホンジカは絶滅したとされており、子供の頃は鹿と言えばカモシカばかりのイメージでした。

しかし平成21年以降は、再びニホンジカも見られるようになっているようです。

そのうち、山形でもよく見るようになっていくのかも知れませんね。

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