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2024年11月
2024.11.24
秋の草花-ススキ
11月も終わりに近づき、朝晩の冷え込みが急に強くなってきました。
山も紅葉した葉が落ちてきています
千歳山の銀杏も葉を散らしています。
千歳山の稲荷神社の参道の入り口には銀杏の葉がハートの形に集められています。
去年もそうなっていましたので神主さんたちが毎年やっているのでしょうか。
こういうちょっとした遊び心は嬉ですね。ほっこりします。
秋も終わろうという中、「ススキ」が顔を見せています。
秋の植物と言えばススキ、というくらい秋の印象が強いですね。
しかし、今年はなかなか穂がふわふわにならなずやきもきしていましたが、最近やっと少しふわふわしてきました。
9-10月頃には種を飛ばしているイメージなのですが、今年は一体どうしてしまったのでしょう。
ススキはイネ科の植物で、茅とも呼ばれています。
茅葺きの屋根でお馴染みの茅ですね。
花が咲いた後に白い綿毛をはやした種がつき、動物の尾っぽの様になることから尾花とも呼ばれています。
夕日に照らされて金色に輝くススキの野原は感動もので、キツネの鳴き声がどこからか聞こえてくるようです。
一面のススキ野原は壮観なのですが、当院のススキはなかなか増えず何年たってもお蔵の脇に数本が生えるのみです。
来年は増えてくれると良いのですが、今年の状況を見ると少し心配ですね。
2024.11.13
秋の草花-ホトトギス
早くも11月も半ばになりました。
今年は富士山の冠雪が遅かったり、台風がこの時期に4つも発生したりと異常な気候が続きます。
紅葉もあっという間に散っています。
インフルエンザの予防接種も順調に進んでおり、皆さん健康に気をつけているようですね。
さて秋の終わりに近づくと庭の西側に紫色の変わった形の花が咲きます。
ホトトギスといいます。
ユリ科の花で、花弁の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ているためこの名前になったようです。
斑点は濃い紫色で遠目でもかなり目立ちます。
葉に油を垂らした染みの様な斑点があることがあり「油点草」という別名もあるようです。
個人的にはこちらの方が合っているような気がします。
調べてみると思っている以上に種類がたくさんあり驚きました。色も黄色のものもあるようです。
内花被片3枚、外花被片3枚の6枚の花弁の中に放射状に分かれる花柱が立ち非常に特徴的な形をしています。
秋の草として俳句やお茶の席などに用いられます。
道ばたではあまり見かけない花ですが形がかなり印象的ですので一度見ると忘れられない花ですね。
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