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2023年11月

2023.11.29

秋の草花-ノコンギク

勤労感謝の日も終わり、今年も最後の月になろうとしています。。

今年は気温の変動が激しく、暑いと思えば翌日には雪が降りそうになったりと体調をくずしやすいやすいようです。

気圧の変化も大きく、自律神経失調とおもわれる頭痛やめまいなども多いようです。

規則正しい生活、適度な運動、バランスの良い食事が大切ですので心がけていきましょう。

さて、今回は「ノコンギク」です。

キク科の花で、8-11月くらいに咲きます。

漢字では「野紺菊」と書きます。名前の様に紺というか濃い紫色の花を咲かせています。

今年は例年と比べ数が少ない様で、気温と関係があるのかもしれません。

地下茎があるので群落を作りやすく、まとまって咲いていることが多いです。

様々な色があるようですが、当院のものは鮮やかな紫色で、小さな可愛い花が風に揺れているのが目に入ります。

花言葉には「長寿と幸福」とあり、派手ではないですがみてると小さな幸福を感じられる感じがします。

当院の庭ではフジバカマが枯れ始めると、ノコンギクが咲いてきます。

かわいい花なのですが、この花がさくと秋も終わりという感じがしてさみしくもあります。

2023.11.15

秋の草花-ホトトギス

 早くも11月も半ばを過ぎました。

急に寒くなり、雪が降ったところもあるようです。

今年は秋を感じる間もなく冬になろうとしています。

紅葉もあっという間に散ってしまっています。庭にいた蝶の幼虫も慌ててさなぎを作っており、自然界もこの気候には振り回されているようです。

学校ではインフルエンザが流行しており、例年よりも早い印象があります。

学級閉鎖も相次ぎ、遠足が中止になったりしています。

うがい手洗いなどで予防を心がけていきましょう。

さて今年も庭の西側に紫色の変わった形の花が咲きました。

ホトトギスといいます。

ユリ科の花で、花弁の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ているためこの名前になったようです。

ホトトギスの口に似ているとかではないのですね。

葉に油を垂らした染みの様な斑点があることがあり「油点草」という別名もあるようです。

調べてみると思っている以上に種類がたくさんあり驚きました。色も黄色のものもあるようです。

内花被片3枚、外花被片3枚の6枚の花弁の中に放射状に分かれる花柱が立ち非常に特徴的な形をしています。

秋の草として俳句やお茶の席などに用いられます。

道ばたではあまり見かけない花ですが形がかなり印象的ですので一度見ると忘れられない花ですね。

2023.11.03

秋の草花-シュウメイギク

11月になり、今日は文化の日です。

今週末は天気が良く日中は暑い日になりそうです。

今日も朝は霧が濃く前が見えませんでしたが日が昇るにつれて良い天気になってきました。

医院の庭でも白い花が満開になっています。

シュウメイギクといいます。

東側に咲いているので来院された際はよく見えるかと思います。

この景色を見ると秋を感じますね。

漢字では「秋明菊」と書くので菊の仲間かと思ってしまいますが、実はキンポウゲ科でアネモネのなかまです。

中国から入ってきた植物で、秋牡丹とも言われていたようです。

花びらは退化してしまい、ガクが花びらのように見えています。

いろいろな色がありますが当院のものは白く鮮やかです。

また、中国では「秋冥菊」と書き、この世のものではない美しさを表しているようです。

美しいだけではなく、プロトアネモニンという毒も持っており、汁液は嘔吐、下痢、皮膚炎などを引き起こすので注意が必要です。

気をつけましょう。

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