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2020年10月

2020.10.27

秋の花④

10月もそろそろ終わりに近づいてきました。

山々も賑やかな色に染まってきました。

今回はホトトギスです。

個人的にはホトトギスというと正岡子規がまず頭に出てきますが、こんなきれいな花の名前でもあるようです。

百合科の花で、庭の西側に密集して咲いています。

同名の鳥がいますが、花弁の斑点が胸の模様に似ていることが名前の由来のようです。

内花被片3枚、外花被片3枚の6枚の花弁の中に放射状に分かれる花柱が立ち非常に特徴的な形をした花が非常に目立ちます。

秋の茶花としても使われています。鮮やかな紫の斑点が目立つこの花が飾られていると確かにはっとしますね。

非常に秋を感じさせてくれる色合いの花です。

2020.10.21

秋の花③

 10月も後半に入りました。

山々も紅葉できれいになってきました。

今回はヒイラギモクセイです。

奥の方にあるので正面からは見れませんがお蔵の前で白い小さな花が咲いています。

残念ながら香りはキンモクセイほどではないですが、同じようなよい香りです。

葉っぱがヒイラギのようにギザギザしており、見てすぐわかります。

本物のヒイラギほどはとげとげしていなく比べると違いは一目瞭然です。

調べてみるとこちらもヒイラギとギンモクセイの雑種で、キンモクセイと同じように雄しかいないようです。

子供の頃に葉脈をとって、しおりにしたりしてました。

ところで大腸カメラの下剤は冷やして飲んだ方が良いという方が多いので

寒い時期は体が冷えてしまうという方もいらっしゃいます。

大腸カメラをこの本格的な冬を迎える前に受けてみてはいかがでしょうか。

2020.10.17

秋の花②

前々回に続き秋の花です。

今回はフジバカマです。秋の七草の一つで白っぽい小さなかわいらしい花がたくさん集まって咲いています。

春の七草に比べるとメジャーではないかもしれませんが、秋の七草はハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、アサガオです。

子供の頃は食べれないんだ・・・と残念に思った記憶があります。

さておき

花の色が藤に似て(花弁は白ですがつぼみが藤色)、形が袴に似ていることからこの名前になったようです。

昔は蘭としても扱われ、日本書紀にも出てきたというのだから驚きですね。

しかしこれ、実は環境省のレッドリストに載っており、準絶滅危惧種に指定されています。

護岸工事などにより数が減ってしまったようです。

そう考えると秋の雨と相まって、もの悲しさ、はかなさも感じてしまいますね。

2020.10.15

超細径大腸内視鏡

遂に当院に超細径の大腸カメラが導入されました。

通常の大腸カメラよりも細く柔らかいので患者さんの苦痛はさらに少なくなると考えています。

今まで大腸カメラは痛くてちょっと・・・と敬遠されていた方も、このカメラなら大丈夫かもしれません。

大腸癌の人数は増加の一途をたどっています。

心配な方、特に便秘や便が細くなってきたなどの症状がある方は、これを機に検査を受けてみてください。

実際にどのくらい違うのかというと・・・

具体的には、後日改めて掲載いたします。

2020.10.12

秋の花①

 10月も半ばに入りました。

台風も過ぎ去り次第に涼しくなってきています。

当院の庭木も秋の花が咲き始めました。

今回紹介するのはキンモクセイです。

ギンモクセイの開花に遅れること2週間、良い香りを漂わせています。

葉の裏に蝉の抜け殻がついているのも見つけました。暑かった夏を思い出しますね。

ところでキンモクセイ、伽羅や銀杏と同じようにオスとメスで別々の木なんですね。

江戸時代に中国から輸入されてきたようです。

オスの方が花が多く、挿し木で増えていった結果、現在日本にはオスしかいないとのことです。

なのでキンモクセイの実は日本では見ることができないのですね。

全く知りませんでした・・・

2020.10.02

中秋の名月

 昨日から10月になりました。

昨日は中秋の名月ということで、お月見に興じた方も多かったのではないでしょうか。

朝の天気予報では山形は月が見れるか微妙なところでしたので心配していましたが、

夜には大きな満月が見えました。

満月を見ながらお月見団子を食べて癒やされてました。

ところで、10月1日からインフルエンザの予防接種が始まりました。

早速大勢の方がいらっしゃっており、今年の予防接種に対する皆さんの意識の高さがうかがえます。

まだ予約されていない方はぜひ予約をしていってください。

今月も頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。