ブログ
2022.04.20
春の花-アセビ
日々暖かくなっていきますね。
今回は「アセビ」です。
アセビはツツジ科の植物です。
小さな白い袋状の花がたくさん集まってます。最初ドウタンに似ていると思いましたが同じツツジ科の仲間だったとのことで納得です。
ドウタンよりも茎が短く、花が密集して賑やかな感じですね。
別名を「馬酔木」ともいい、馬が葉を食べると毒にあたって酔っているようにふらふらするということが由来になっているようです。
実際に葉などには「アセボトキシン」という毒が含まれており、当然人間にも有害で、下痢、腹痛、呼吸麻痺などを引き起こします。
逆にこれを利用して殺虫剤にしていたようで、昔の人の知恵ですね。
人だけでなく、昆虫にもこの毒を利用するものがいます。
ヒョウモンエダシャクと言う蛾の仲間で幼虫の時期にアセビの葉を食べて体内に毒を蓄積させるようです。
アセビは英語名で「Japanese andromeda」ともいわれます。
ギリシャ神話のアンドロメダにならってか花言葉は「犠牲」、「献身」となっています。
ところで、この名前はandromeda(ヒメシャクナゲ)に似ていることが由来のようです。
ではこのヒメシャクナゲの花言葉はというと、「警戒」「危険」です。
なぜ、こうなったのでしょうね。