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2024.12.29

仕事納め

昨日、12月28日は仕事納めとなりました。

今年もいろいろなことがありましたが、皆さんに支えられ、メンバーが欠けることなく無事この日を迎えることができました。

振り返ると、今年は1月1日の能登の地震、翌日の飛行機事故から始まり、どうなるのかと不安がよぎる始まりでした。

その後も夏の猛暑、台風による川の氾濫と、年々自然の猛威が激しくなっていました。

今までは夏の暑さも問題なかった方も、今年の夏は体調を崩されたりしておられ、今年の夏は特別な印象でした。

暑さが11月まで続き、12月に入ると突然寒くなりました。

年々秋らしい期間が短くなってきています。

冬場に入るとコロナとインフルエンザが流行してきました。

特にインフルエンザは、今週に入ってから急速に増え、例年よりも激しい印象です。

年末年始、移動される方は気をつけてお過ごしください。

医院的には、HbA1cやCRPといった項目がその日のうちに測定できるようになったのは大きな変化でした。

今までは翌日まで待たなければいけなかったのですが、すぐわかるようになり治療方針も立てやすくなったのは助かっています。

気温が低いと暖まるまで使えないが欠点ですが・・・

来年もいろいろなことがあると思いますが、できれば良いことが多いと良いですね。

来年もよろしくお願いいたします。

2024.12.24

クリスマス

今日はクリスマスイブでした。

皆さんはどのようなクリスマスを過ごされたでしょうか。

私は自宅でまったりとしていました。

今年のクリスマスは、今季最初の最強寒波が訪れたため、外は真っ白の状況です。

気温も低く外を歩きまわるのはかなりつらい感じです。

昨日は今年初めての雪かきをしましたが、寒波自体はまだ続くようで、本番はこれからなのかも知れません。

ホワイトクリスマスになるのはうれしいのですが、降りすぎるのも考え物です。

そういえば、今年はカメムシが大量発生したために雪が多いのではないかと噂されていましたが・・・

実はこれ、科学的根拠はないようです。

雪が多いとカメムシが暖かい家の中に入り込んでくることが多いので、そう言われているのではないかとのことです。

また、雪と虫と言えばカマキリの卵が有名ですね。

卵が高いところにある年は雪が多い、というものです。

こちらは科学的根拠はあるようですが、いかんせんカマキリの卵をあまり見なくなりましたので、これで予測することも難しいですね。

今年の庭の草むしりで卵がついていた草を抜いてしまったのは、未だに後悔しています・・・

さあ、今年の雪はどうなるのでしょうか。

2024.12.08

山形市内の初雪

この週末はかなり冷えこみ、ついに市内にも雪が降りましたね。

土曜の朝起きたら、窓の外が白くなっていて驚きました。

幸いすぐ溶けましたが、今日になっても雪は降っていました。

晴れ間があったりして道路に積もりはしませんでしたが、千歳山は頂上からどんどん白くなっており、夕方には半分以上雪に埋もれていました。

これから本格的な冬シーズンがはじまります。

寒くなると、空気も乾燥し風邪もひきやすくなってきます。

風邪も咳が長引いたりすることが多く、なかなか大変な思いをします。

インフルエンザ、コロナ感染の方も徐々に増えてきている印象です。

うがい、手洗いといった感染予防の基本をしっかり見直しましょう。

また、寒くなると頭痛、めまい、便秘といった症状も起きやすくなってきます。

しっかり寝て、たべてと規則正しい生活を送ることで完全ではありませんが、予防できます。

寒いからといつまでも布団に閉じこもっておらずにリズムを崩さず生活していきましょう。

2024.12.01

秋の草花-ノコンギク

今年もついに最後の月になりました。

今年はお正月から様々なことがありましたが、それからもう1年がたってしまったとは信じられません。

北海道では雪も降ってきたようで、山形でも近いうちに雪が降るのでしょうね。

さて今回は、毎年当院で最後に咲く花の紹介です。

「ノコンギク」です。

キク科の花で、8-11月くらいに咲きます。

漢字では「野紺菊」と書きます。名前の様に紺というか濃い紫色の花を咲かせています。

写真を撮ると白っぽく見えるのですが、本当は非常に濃い色です。

今年も例年と比べ数が少ない様で、気温と関係があるのかもしれません。

地下茎があるので群落を作りやすく、まとまって咲いていることが多いです。

様々な色があるようですが、当院のものは鮮やかな紫色で、小さな可愛い花が風に揺れているのが目に入ります。

花言葉には「長寿と幸福」とあり、派手ではないですがみてると小さな幸福を感じられる感じがします。

かわいい花なのですが、この花がさくと今年も終わりという感じがしてさみしくもあります。

2024.11.24

秋の草花-ススキ

11月も終わりに近づき、朝晩の冷え込みが急に強くなってきました。

山も紅葉した葉が落ちてきています

千歳山の銀杏も葉を散らしています。

千歳山の稲荷神社の参道の入り口には銀杏の葉がハートの形に集められています。

去年もそうなっていましたので神主さんたちが毎年やっているのでしょうか。

こういうちょっとした遊び心は嬉ですね。ほっこりします。

秋も終わろうという中、「ススキ」が顔を見せています。

秋の植物と言えばススキ、というくらい秋の印象が強いですね。

しかし、今年はなかなか穂がふわふわにならなずやきもきしていましたが、最近やっと少しふわふわしてきました。

9-10月頃には種を飛ばしているイメージなのですが、今年は一体どうしてしまったのでしょう。

ススキはイネ科の植物で、茅とも呼ばれています。

茅葺きの屋根でお馴染みの茅ですね。

花が咲いた後に白い綿毛をはやした種がつき、動物の尾っぽの様になることから尾花とも呼ばれています。

夕日に照らされて金色に輝くススキの野原は感動もので、キツネの鳴き声がどこからか聞こえてくるようです。

一面のススキ野原は壮観なのですが、当院のススキはなかなか増えず何年たってもお蔵の脇に数本が生えるのみです。

来年は増えてくれると良いのですが、今年の状況を見ると少し心配ですね。

2024.11.13

秋の草花-ホトトギス

早くも11月も半ばになりました

今年は富士山の冠雪が遅かったり、台風がこの時期に4つも発生したりと異常な気候が続きます。

紅葉もあっという間に散っています。

インフルエンザの予防接種も順調に進んでおり、皆さん健康に気をつけているようですね。

さて秋の終わりに近づくと庭の西側に紫色の変わった形の花が咲きます。

ホトトギスといいます。

ユリ科の花で、花弁の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ているためこの名前になったようです。

斑点は濃い紫色で遠目でもかなり目立ちます。

葉に油を垂らした染みの様な斑点があることがあり「油点草」という別名もあるようです。

個人的にはこちらの方が合っているような気がします。

調べてみると思っている以上に種類がたくさんあり驚きました。色も黄色のものもあるようです。

内花被片3枚、外花被片3枚の6枚の花弁の中に放射状に分かれる花柱が立ち非常に特徴的な形をしています。

秋の草として俳句やお茶の席などに用いられます。

道ばたではあまり見かけない花ですが形がかなり印象的ですので一度見ると忘れられない花ですね。

2024.10.21

秋の草花-シュウメイギク

 10月も下旬に入りました。

今日から当院でもインフルエンザの予防接種を開始しました。

昨年と比べると今年は予約の方が少ないような印象です。

そろそろインフルエンザも流行りつつあるようですので予防接種をお願いいたします。

さて昨日は珍しい現象が見られるとニュースなどが盛り上がっていました。

それは、紫金山・アトラス彗星が見られるとのことで、いろいろな方が写真をUpされていました。

今回を逃すと次は8万年後ということで、空を眺めていましたが・・・

雲がかかったりで見ることはかないませんでした。

子供はそれっぽいものカメラに収めたようですが、私は全く気づけませんでした。

残念です。8万年後はさすがに生きていないでしょうから・・・

さておき、医院の庭は白い花が満開になっています。

東側に咲いているので来院された際はよく見えるかと思います。

この花はシュウメイギクといいます。

漢字では「秋明菊」と書くので菊の仲間かと思ってしまいますが、実はキンポウゲ科でアネモネのなかまです。

中国から入ってきた植物で、秋牡丹とも言われていたようです。

花びらは退化してしまい、ガクが花びらのように見えています。

いろいろな色がありますが当院のものは白く鮮やかです。

また、中国では「秋冥菊」と書くようです。

少しミステリアスな印象になりますね。

この世のものではない美しさを表しているようです。

確かに白い花が群れて咲いているとどこかに誘われてしまうような気持ちになりますね。

2024.10.17

スーパームーン

10月も半ばをすぎ、大分寒くなりました。

風邪をひく人も多くなってきています。

コロナ以外にもマイコプラズマなども流行っているようで、うがい手洗いをして予防を心がけましょう。

さて、10月17日はスーパームーンでした。

夜、空を見上げると月が煌々と輝いていて、すごい明るいと思った方も多いのではないのでしょうか。

それもそのはず、今日は地球に月が最も近くなり、最も大きく見える満月、スーパームーンの日でした。

最も小さく見える日のことをマイクロムーンと言いますが、この日と比べると14%ほど大きく見える様です。

肉眼ではあまりわかりませんがその明るさは明らかに違うように思えます。

電気がいらないほどに明るく照らしていましたね。

ちなみに、ネイティブアメリカンでは毎月の満月ごとに名前をつけていたようです。

10月はハンターズムーンというようです。

狩猟を始める時期であったようです。

他の月の名前もありますが、よく知られているものから全く聞いたことがない月など、様々あるようです。

皆さんも是非調べてみてください。

2024.10.10

秋の草花-フジバカマ

10月も1/3が終わりました。

山形も大分寒くなってきました。

急な寒さで頭痛やめまいなど体調を崩される方が増えています。

ニュースでは早くもインフルエンザの学級閉鎖が起きているようです。

明け方、ねるときなど暖かくして風邪など引かないようにお過ごしください。

この時期になると白いふわっとした花が庭のあちこちで咲き始めます。

フジバカマです。

秋の七草の一つで白っぽい小さなかわいらしい花がたくさん集まって咲いています。

昨年は少し桃色がかっていましたが、今年は白く見えますね。

秋の七草は春の七草に比べるとメジャーではないかもしれませんが、ハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウの七つです。

万葉集にある山上憶良の歌からとられており、

「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七草の花」

「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」

の歌からとられています。

今まで朝貌は朝顔と思っていたのですが実は諸説あり、朝顔、昼顔、ムクゲ、桔梗といわれているようです。

この中でも桔梗が一番可能性が高いようです。

そんな昔から秋の草として親しまれてきた藤袴ですが、花の色が藤に似て(花弁は白ですがつぼみが藤色)、形が袴に似ていることからこの名前になったようです。

乾燥すると桜餅のような香りがするようです。

以前はどこでも見られていたフジバカマですが、いまでは護岸工事などの影響で環境省のレッドリストに載っており、準絶滅危惧種に指定されています。

そう思いながら秋風の中ゆれるすがたを見ていると、時代の移り変わりを感じてしまいます。

2024.10.06

秋の草花-ヒガンバナ

 10月になりました。

衣替えの季節ですね。道行く姿も秋らしい服装が増えた気がします。

コロナワクチンの接種が開始されましたが、接種される方は大分少ないようです。

コロナ感染の状況や、ワクチンについてマスコミも取り上げなくなっているためでしょうか。

64歳以下の金銭的な負担も大きいことも関係しているのかも知れません。

一方、ニュースになったのは第一小学校でインフルエンザによる学級閉鎖があったようです。

例年より少し早いですがインフルエンザも流行りつつあるようです。

うがい、手洗いといった予防法はいずれのウイルスに対しても有効です。

かからないに超したことはありませんので、なるべく予防するようにしましょう。

さて、久しぶりにヒガンバナです。ここ数年見かけませんでしたが今年は咲いてくれました。

庭の西の斜面に咲いていますので、残念ながらなかなかお見せできないのが残念なところです。

ヒガンバナ科ヒガンバナ属の植物で、ほかに「曼珠沙華」や「リコリス」などとも呼ばれます。

昔から日本人に親しまれており、俳句などにもよく見かけます。

花と葉が別々に見られることで有名で、葉がないことで花の赤さがより際立っている感じがあります。

鮮やかな赤い花で群生しているのをみると、まるで本当に彼岸に渡ってしまっているかのような気持ちになります。

実際に毒草としても有名で鱗茎にはリコリンを主成分とするアルカロイドが含まれています。

数年前に某アニメでヒガンバナを口にくわえるカットがあって話題になったこともありました。

花がないとニラなどと見分けがつきにくくなり、間違ってしまうことがあるようです。

球根のあるないで見分けはつきますが、すべて抜くわけにもいかないのが難しいところですね。

うっかり食べると本当に彼岸に渡ってしまうので食べないように気をつけてください。

当院ではヒガンバナが咲くとキツネノカミソリは咲かない印象があります。

実際に今年はキツネノカミソリは咲いていません。なぜなのか、不思議です。

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