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2021.07.27

夏の花ーキョウカノコ

8月も近づき台風の季節になってきました。

本日も台風のため朝から強い雨でした。

今回は「キョウカノコ」です。

バラ科シモツケソウ属の花で、ピンク色の小さな花が集まって咲く初夏の花です。

庭の石灯籠の脇に生えています。昔に比べると少し数が減ってしまっています。

漢字では「京鹿の子」と書き、京の染め物技法の「鹿の子絞り」から来ているようです。

小さい花が集まっている様子が似ていますね。

しかし、そもそも「鹿の子」とは子鹿の背中の白い斑点模様を指していますのでピンク色なのは少し違和感がありますね。

子供のころは桜でんぶに似ていると思ってましたけどね。

食い意地が張ってる子供でしたね。

2021.07.16

ウルイ

 7月も半ばに入り暑くなってきましたが、同時にゲリラ豪雨もあちこちで見られるようになりました。

幸い山形市はそこまでの被害は出ていませんが、各地でいろいろな被害が出ていますね。

今回の花は「オオバギボウシ」です。

あまり聞き慣れない名前ですが、「うるい」といえば聞き覚えもあるのではないでしょうか。

山菜料理としてもよく顔をだします。

リュウゼツラン亜科ギボウシ属の多年草です。

北海道から九州までと広く分布していますので、あちこちで見かけるのではないでしょうか。

薄紫のきれいな花を咲かせます。

蕾が欄干の擬宝珠に似ているので大葉擬宝珠というようです。

うるいはこの若葉です。

酢味噌で食べることが多いイメージでしたが、天ぷらなどにしてもおいしく、いろいろな料理になるようです。

ちょっとぬめったしゃくしゃくする歯ごたえがたまりませんよね。

2021.07.15

7月20日からコロナワクチンの予約を再開します。

ワクチンが足りないため予約が停止されてから、早二週間あまり。

ようやくワクチンの入荷量の通知が来ました。

7月20日から予約が開始されるようです。

今回は接種日程も指定されていて8月3日から23日までの3週間が第一期の1回目とされています。

10月25日までの第二期までが設定するようにと連絡が来ています。今回は集団接種も予定されており、ワクチン接種が進みそうです。

さておき7月20日から予約を再開いたしますのでよろしくお願いいたします。

2021.07.01

ツツジ

今日から7月になりました。

本当なら今日から64歳以下の方のワクチン接種の予約が始まるはずだったのですが、ワクチンの入荷数が足りなくなったため中止にするように山形市から通知があり、急遽中止になってしまいました。

当院でもネットでの予約や、追加予約枠を準備していたのですが残念です。

都市部に優先して配布するといった声もあるようですが、山形は入院できる病院の数が少ないので感染者数が少し増えただけでも医療崩壊につながりかねませんので、今後ワクチンがきちんと入ってきてくれることを願います。

今回はもう盛りも過ぎてしまいましたが、あちこちで咲いているツツジです。

当院でも何本か咲いており、白やピンクなど色とりどりな花を咲かせています。

4-6月に花をつけ、アジアに広く分布し、ネパールでは国花になっています。

漢字では「躑躅」と書きます。難しい字であまり見かけませんが、これは見る人が足を止めるほど美しいという意味だそうです。このため足偏なんですね。

花には斑点があること多く、これは蜜標といい昆虫に蜜腺の場所を教え、花粉を運んでもらいやすくする役割があります。

漏斗状の花で子供の頃はよく蜜をすすっていましたことを思い出します。

しかし、種には毒があるようなので注意が必要のようです。

当時は全く知らずにチューチュー啜ってましたが・・・

写真にとったのは白いもので、満開になると白いボールのように全体が花で覆われ見事です。

ほかにもピンクのツツジもあり賑やかに咲いています。

2021.06.23

ヒメシャガ

パソコンが壊れてしまいしばらく更新できませんでしたが、やっとパソコンを変えましたので更新できるようになりました。

医院でのワクチン接種もようやく2回目の投与を行う人が増えてきました。

大規模接種会場での接種も行われるようになり、64歳以下の方にも接種券が配布されてつつあります。

山形市による決まりのため64歳以下の方の予約開始は7月1日以降になりますが、自院での予約やWebでの予約も可能にしますのでよろしくお願いします。

さて今回は前回のシャガに続いてヒメシャガです。(医院の庭に咲いているものではないですが・・・)

シャガと比べるとシンプルな色合いです。

同じアヤメ科で形は似ていますが大きさはかなり違って小さいですね。葉も光沢はなくマットな色合いです。

残念ながら花は2日ほどで枯れてしまいました。花の寿命は1日くらいとのことなので寿命は短いようです。

冬は地上部は枯れてしまいますが、多年草なので根が生きており翌春にはまた芽を出してくれるようです。

実はこれ、患者様にいただいたものです。無事咲いてくれました。

ありがとうございます。

2021.06.02

春の花⑫-シャガ

山形市で65歳以上の方に、コロナワクチンの摂取が始まり1週間が過ぎようとしています。

当院でも当初は多少の混乱はありましたが大きな問題もなく接種がすすんでいます。

全国的にも集団接種会場が設置され急速に接種が進んでいますね。

そのような中、庭に綺麗な花が咲き始めました。

白に近い薄紫に黄色と紫の斑点が鮮やかな、シャガです。

なんとなくわかるかもしれませんが、アヤメの仲間です。4-5月頃にまとまって咲いているのをみかけます。

中国から入ってきた帰化植物で、別名「胡蝶花」ともよばれます。

その名の通り蝶のように美しい花ですね。

種子ではなく地下茎を使って増えていくので、群棲することが多いようです。

庭の西側にはえており、蕗やゴウダソウとともに庭を彩ってくれています。

2021.05.27

皆既月食

5月26日は皆既月食でした。しかも月が大きくみえるスーパームーンとかぶるという非常に珍しいものでした。

梅雨で雲に隠れてしまう地域もある中で、山形では月がきれいに出ており肉眼でもしっかり見ことができました。

(スマホのカメラではうまくとれませんでしたが。)

6時半くらいから欠け始め、8時位には完全に隠れました。

皆既月食は太陽、地球、月が一直線にならび、月が地球の影に隠れるという現象です。

日本でみられる皆既日食は2018年7月以来、約3年ぶりのようです。

光の問題で赤く見えるようですが、肉眼ではわかりにくかったですね。

あまり見ない光景なので、月がどんどん欠けていくのをドキドキしながら見ていました。

やはり完全に隠れた時は自然の不思議さを感じるとともに感動しました。

出でくるときは残念ながら霞に隠れて見えなくなってしまいました。

次回は2022年11月8日、スーパームーンの皆既月食は2033年10月8日になるようです。

楽しみに待ちましょう。

 

2021.05.23

東北絆まつり山形

本日は東北絆まつり山形が行なわれました。

昔は東北六魂祭と呼ばれていましたが、いつの間にか名前が変わっていたようです。

その一環として上空をブルーインパルスが飛んでくれました。

残念ながら晴天ではありませんでしたのでどうなるか心配でしたが、

15時半になると大きなエンジン音が聞こえてきました。

どこかと見回してみると、北側から4機のジェット機編隊を組んで現れ、が大空にきれいな航跡をえがいてくれました。

当院の屋上からもよくみえましたので、みなさんもよく観られたかと思います。

初めて見ましたが思っている以上に壮大でした。

スピードもものすごく、写真がなかなか難しかったです。

ハートをえがいたり、三機が分かれて飛んだりと見所満載でした。

久しぶりのイベントで元気をもらいました。

今週からコロナのワクチン接種もいよいよ始まりますし頑張っていこうと思います。

2021.05.11

春の花⑪-牡丹

いよいよ、明日から山形市でもコロナワクチンの予約が始まります。

混雑が予想されますが一日で終わってしまうわけではないと思いますので、皆さんあせらずに予約をお願いします。

さて、今回は庭に華麗な花がさきましたので紹介したいと思います。それは牡丹です。

ボタン科の植物で、別名は「百花王」、「花神」などそうそうたる言葉が並びます。

中国原産の植物で8世紀に日本に渡ってきたとされています。

はじめは薬用とされていましたが、江戸時代や明治時代に観賞用に品種改良が行われ、現在では様々な種類が存在します。

一般的には4-5月に咲きますが、冬に咲くものもあるようです。

今回写真に写っているのは「五大州」という牡丹です。

白い花弁が幾重にも重なって非常に華やかで高貴な印象を受けます。

これは昔植木市で買って、庭に植えたものですね。

花に誘われて虫も寄ってきています。

花の中にいるのはクロマルハナバチでしょうか。一生懸命花に頭をつっこんで花粉にまみれています。

春らしさを感じさせてくれるワンシーンですね。

 

2021.05.08

春の花⑩-ドウダン

今日は日差しもよくよい天気でした。

今回は道を歩いているとよくみかけるドウダンです。

庭に植えてらっしゃる方も多のではないでしょうか。

白い小さな花が鈴のように咲いています。スズランに似た花ですが正式にはドウダンツツジと言い、立派なツツジの仲間です。

名前は枝分かれしている様子が灯台の脚部と似ていたため、「トウダイ」から由来しているようです。

また「満天星」とも書くようです。

下から見上げると白い星が瞬いているようにもみえ納得してしまいます。

昔の人は本当に素敵な名前を考えるものですね。

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