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2020.12.15
超極細径内視鏡
今回は以前のせた超極細径内視鏡についてです。
もともとあった内視鏡は「PCF-H290ZI」という型番で購入した時点では最新の大腸内視鏡でした。
今年さらに新しい内視鏡が発売されましたが、現在最も普及している型ではないかと考えています。
超極細径内視鏡は「PCF-PQ260I」という型番になります。
それぞれアルファベットにも意味があるのですが、それはまたの機会に。
肝心の太さですが、どれくらい違うのかというと
通常の内視鏡は先端部外径が11.7mm、挿入部最大径が13.8mm
超極細径内視鏡は先端部外径が9.2mm
とあります。
あまり変わらないじゃないかと思われる方もおられるでしょうが、並べてみると結構違います。
上が超極細径内視鏡、下が通常の内視鏡です。
次に、正面から見てみると
こんな感じです。向かって左が超極細径内視鏡、右が通常の内視鏡です。
だいぶ違いますね。実物を見るともっと実感されると思います。
また、細い分かなり柔らかいので、挿入時の違和感はだいぶ違うと思います。
どちらの内視鏡の方が優れているかといいますと、
実は色々異なる機能がついていますので、どちらもそれぞれにしかこなせない役割があります。
ですので、どちらの方がよい、とは一概には言えません。
患者様のご希望、状態により使い分けられる、と言うことが大切と考えています。
ではどんな機能なのかといいますと・・・
それはまた次回書くことにしましょう。