ブログ

2022.04.20

春の花-アセビ

日々暖かくなっていきますね。

今回は「アセビ」です。 

アセビはツツジ科の植物です。

小さな白い袋状の花がたくさん集まってます。最初ドウタンに似ていると思いましたが同じツツジ科の仲間だったとのことで納得です。

ドウタンよりも茎が短く、花が密集して賑やかな感じですね。

別名を「馬酔木」ともいい、馬が葉を食べると毒にあたって酔っているようにふらふらするということが由来になっているようです。

実際に葉などには「アセボトキシン」という毒が含まれており、当然人間にも有害で、下痢、腹痛、呼吸麻痺などを引き起こします。

逆にこれを利用して殺虫剤にしていたようで、昔の人の知恵ですね。

人だけでなく、昆虫にもこの毒を利用するものがいます。

ヒョウモンエダシャクと言う蛾の仲間で幼虫の時期にアセビの葉を食べて体内に毒を蓄積させるようです。

アセビは英語名で「Japanese andromeda」ともいわれます。

ギリシャ神話のアンドロメダにならってか花言葉は「犠牲」、「献身」となっています。

ところで、この名前はandromeda(ヒメシャクナゲ)に似ていることが由来のようです。

ではこのヒメシャクナゲの花言葉はというと、「警戒」「危険」です。

なぜ、こうなったのでしょうね。

2022.04.13

春の花-椿

温かい日が続きます。先日の梅もあっという間に散り始めています。

今回は「山椿」です。

この写真では紅い椿ですが紅白の色のものもあります。

日本原産の植物で、日本全国で見られます。

2-4月に開花して冬のイメージもありますが春の季語になっています。

花もきれいですが、種からは油をとったりと生活にも必要な植物です。

しかし、花びらが散るのではなく、首元から花が落ちるため死を連想させるとして縁起が悪いとされることもあります。

このためかどうかは不明ですが古い椿には霊が宿るとされています。

江戸時代の鳥山石燕の今昔画図続百鬼にも古椿の霊としてあげられるくらいメジャーな霊だったようです。

石燕の絵では庭先に大きな花をつけた椿が書いてあります。

あちこちに椿に関する怪談があるようですが、実は山形にも椿の怪談があるようです。

旅人を蜂に変えてしまい、自らの花におびき寄せて食べてしまうという恐ろしい話です。

黒緑の葉に囲まれた中に紅い花がぽつんと咲いているのを見ると妖しげな雰囲気がして、昔の人が化けると考えたのも納得できる気がします。

山形の化け椿もまだどこかで咲いているのでしょうか。

そして当院の椿もいつか化けるのでしょうか。想像が膨らみます。

2022.04.09

春の花-梅

四月に入り、日差しも大分暖かくなってきました。

モデルナ社のワクチンも今のところ大きな問題なく接種が進んでいます。

難点はバイアルのゴムが非常に堅く針が刺しにくいところですね。

さて、暖かくなってきたためいろいろな花や芽が次々と出てきています。

まずは梅の花が咲きました。

きれいな桃色の花です。これが咲くと春が来た気分が一気に高まります。

さてこの梅、家に来てから4年ほどたちますが、実をつけるには至っていません。

どのくらいしたら実がなるのかと思って調べてみました。

ことわざでは「桃栗三年柿八年、梅は酸いとて13年」とあるようで、13年、とまでは言わなくてもそれなりに年数は必要なようです。

また、種からの発芽、挿し木、接ぎ木などの条件にもよって変わるようです。

ある程度育ってからいただいたものなので果たして何歳くらいなのかな・・・

さらに調べると花を観賞する「花梅」と果実を収集する「実梅」にわかれるとのこと。

この梅は「花梅」としてもらったので実はつきにくいのですね。

とはいえいずれはなるのでしょうからその日を気長に待ちたいと思います。

2022.03.31

今年度もありがとうございました。

今日で今年度も終わりになります。

今年度を無事過ごせたのも皆様のおかげです。

ありがとうございます。また、来年度も皆様にお役に立てるよう頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。

東京では桜が満開のようですが、山形ではまだ桜は咲きませんね。

その代わり梅がちらほら開花してきました。

当院の梅も蕾が大分膨らんできて、今にも咲きそうな雰囲気です。

そんな梅の木の近くに、今年もひょっこりと生えてきました。

蕗の薹です。

小さいですがアキタフキです。

実は蕗の薹、雄花と雌花があるそうです。写真を見てみましたがよく見ないと見分けがつかなそうです。

この子はどちらなのでしょうね。

2022.03.28

春の花 福寿草

先週末にまた雪が降り驚きましたが、その後は一気に暖かくなりました。

残っていた雪もあっという間に溶けてしまいました。

雪が溶けるのを待っていたかのように春の花も一気に咲き始めました。

一番に顔を見せてくれたのは福寿草です。

キンポウゲ科の植物で、別名「元日草」と言います。

毎年春の初めに咲き新春の訪れを教えてくれます。

黄色の花はに日中は開いていますが、曇天や夜間は閉じています。

日中に開いているときは中央に光を集め保温力を高め受粉に利用するようです。

そして春が終わると地上に出ている部分は枯れて地中で休眠し翌春に備えます。

今年の冬は寒さ、雪の量ともに例年以上でしたから、春の訪れはいつもよりうれしいですね。

これからいろいろな花が出てくるのが楽しみです。

2022.03.09

コロナワクチン接種がすすんでいますね

2月からコロナワクチンの接種が始まりました。

大規模接種会場の予約も順調に埋まっているようで3回目のワクチン接種も進んでいきますね。

最初はクリニックはファイザー社のワクチンを、大規模接種会場ではモデルナ社のワクチンを打つことになっていました。

しかし、ファイザー社のワクチンだけでは納入数の制限もあり、多くの人に接種できなくなってしまいますので(モデルナ社のワクチンの納入数は制限がありません)モデルナ社のワクチンを開業医でも打てるようになりました。

当院でも4月からはモデルナ社のワクチンを導入します。同時に医院受付のほかに、市の予約システムを用いたweb予約やコールセンターも開始しますのでよろしくお願いします。

さて、桃の節句もおわり、これから暖かくなるかと思った矢先、先週末には雪が降ってとてもびっくりしました。

往診に行く前に車の雪をおろしたりしていました。

幸い少ししか積もりませんでしたが、さすがにこれで終わりにしてもらいたいものです。

自宅の梅の木も蕾がだんだんと膨らんできており、次第に春も近づいてきていることを感じます。

コロナワクチンでバタバタしつつも季節は変わらず進んでいきます。

早く解決することを祈りつつワクチン接種などできることを行っていきたいと思います。

2022.02.25

大雪

コロナワクチン接種が始まり、次第に接種が終わった方も増えてきているかと思います。

新しい変異株も出現してきたようでまだまだ気を抜けない期間は続きそうです。

ファイザー社製のワクチンの4月分の支給量も決まりましたが、市に納入されるワクチンはモデルナ6割、ファイザー4割とのことでファイザー社のワクチンの支給量は少なめになっているようです。

モデルナ社のワクチンは集団接種でのみで使用される予定でしたが、3月以降は個別接種でもモデルナ社のワクチンが用いられるようになりそうです。

ご予約の際はご注意ください。

さて、今年は例年よりも雪が多く、皆さんも苦労されているかと思います。

第二公園のライトアップを見に行こうと思いましたが、雪がうずたかく積もっており近づけませんでした・・・

遠くから写真を撮ってみましたが、雪の白に青白い光が映えますね。

自宅の駐車場の雪かきも連日大変で、かいてもかいてもその後からどんどん積もっていきます。

雪かきの後には大きな雪山があちこちにできています。

せっかくなので中をくりぬいてかまくらにしてみました。

実は毎年かまくら作りにチャレンジしているのですが、今まではそこまで高く山を作れず、屋根がうまくできませんでした。

しかし、今年は例年よりも大きな雪山になったので子供が余裕を持って入れるくらいの大きさになりました。

大人もなんとか入れるくらいです。子供と一緒に作りましたが非常に喜んでくれて楽しい思い出になりました。

いろいろなことがありますが、その中でも楽しんで過ごしていこうと思います。

2022.02.16

3回目のコロナワクチン接種

いよいよ当院でも3回目の接種が始まりました。

3回目はモデルナ社の供給割合が増えました。

山形市では集団接種はモデルナ社のワクチン、クリニックによる個別接種ではファイザー社のワクチン、と分けられていますのでクリニックに供給されるワクチンは必然的に1,2回目よりも少なくなっています。

月ごとの供給量があらかじめ決まっており1,2回目の約半分の量になっているため、予約が遅くなってしまうことがあり申し訳ありません。

先日、私は集団接種でモデルナ社のワクチンを接種してきました。

以前の半分量とのことなのですが、副反応の話もあったのでどうなるか少し緊張して臨みました。

接種当日は何も起こりませんでしたが、翌日朝から頭痛と吐き気が認められました。

接種部位の痛み、風邪を引いたときのようなだるさもありましたが、こちらはそこまでではありませんでした。

朝の口渇も強かったので脱水の影響もあるのかなと思いつつ仕事をしていましたが、頭痛はそれなりにきつかったですね。

水をガブガブ飲みましたが、なかなか改善せず、1日を過ごしました。

その翌日には無事改善しました。

幸い発熱はありませんでしたが、これで熱がでたり、腫れがひどかったりしたら結構つらいのかな、とは思いました。

2022.02.04

節分

2月に入り、3回目のコロナワクチンの予防接種の予約が始まりました。

早速多くの方に予約をいただきました。ありがとうございます。

昨日になりますが、2月と言えば節分ですね。

今年も病魔が退散してくれることを祈って「鬼は外、福は内」と元気に豆をまきました。

節分が終われば立春で春になるはずですが・・・

今週末はかなり寒く雪が降るとのこと。

暖かくなるまでにはまだ時間がかかるようです。

皆さんもお体に気をつけておすごしください。

2022.01.10

初市

年末年始の大雪の影響もだんだん少なくなってきました。

本日は1月10日ということで、山形市の初市の日でした。

昨年は残念ながらコロナのため中止となりましたが、今年は無事行われることができました。

ただし、例年のような十日町から七日町までの広範囲ではなく、文翔館の敷地内でと、規模を縮小して行われることになりました。

初市は江戸時代初期から400年続いているもので、市神様をまつる行事でもあります。

市神様は文翔館に隣接する湯殿山神社に祀られています。本殿の右側にあるお社に祀られているようですね。

このために縮小するなら文翔館を中心に行うことになったのかもしれません。

また夜間の花火は去年と同様に行われました。

最初は違和感のあった、冬の花火もだんだんおなじみになってきました。

今年は2000発近くの大輪の花が夜空を彩りました。

本日は雲もすくなく、煙で隠れもしなかったので大きな大輪の花を最初から最後まで見ることができ、花火を見るためにはよい条件だったのではないかと思います。

昨年は中止になった初市が規模を縮小したとはいえ行われたことは非常に喜ばしいことではあります。

しかし、例年の活気を知るものとしては小規模なお祭りは見ていてさみしい気分にもなってしまいます。

来年は普通に初市が行われるようになることを切に願い、明日からも仕事に励んでいこうと思います。

カレンダー

«12月»
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31