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2025.11.13

秋の草花-ホトトギス

早くも11月も半ばを過ぎようとしています。

北海道では雪も降ったようで、急速に季節が変わっていきます。

世間では熊の出没が話題になっています。

患者さんからも「家の近くにもでた」、「庭の柿の木に登っていた」、「熊棚があった」など目撃情報をお聞きします。

数年前には猪が町の中を走って話題になった時期がありましたが、熊と猪では破壊力が違います。

熊に襲われたら本当に命を落とす可能性が高いですから、おちおち山にも近づけないですね。

襲われるかもと自宅に閉じこもってしまって、運動不足になる方も増えている気がします。

なんとかうまい対策が見いだせると良いのですが。

さてこの時期になると庭の西側に紫色の変わった形の花が毎年咲きます。

今年も紫色の斑点目立つ花が群れをなして咲いています。

名をホトトギスといいます。

ユリ科の花で、花弁の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ているためこの名前になったようです。

葉に油を垂らした染みの様な斑点があることがあり「油点草」という別名もあるようです。

ホトトギスの模様にはあまり似ていないと思うので、個人的にはこちらの名前の方がしっくりきますね。

鳥のホトトギスは口の中が赤いことから、血を吐くという話もありますのでこの吐いた血が斑点模様になった、とかの方が連想しやすいですね。

内花被片3枚、外花被片3枚の6枚の花弁の中に放射状に分かれる花柱が立ち非常に星のような特徴的な形をしています。

秋の草として俳句やお茶の席などに用いられます。

道ばたではあまり見かけない花ですが形がかなり印象的ですので一度見ると忘れないかと思います。

皆さんも探してみてください。

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