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2025.11.09
秋の草花-シュウメイギク
急速に気温が下がって急に寒くなりました。
千歳山も赤や黄色に賑やかな色になりましたが、早くも散り始めています。
遠くの山は白くなり冬の足音が聞こえてきており、本当に秋は短くなったことを感じます。
そろそろインフルエンザも流行りつつあり、仙台では学級閉鎖も相次いでおこっているようです。
山形でも11月5日にインフルエンザ注意報がでており、例年よりも一月ほど早く流行が始まっています。
皆様予防接種や感染予防をお願いいたします。
医院に入るときに右手に白い花が咲いているのが見えると思います。
秋も半ばに入ると毎年咲いてくれています。
この花はシュウメイギクといいます。
漢字では「秋明菊」と書くので菊の仲間かと思ってしまいますが、実はキンポウゲ科でアネモネのなかまです。
中国から入ってきた植物で、秋牡丹とも言われていたようです。
花びらは退化してしまい、ガクが花びらのように見えています。
いろいろな色がありますが当院のものは白く鮮やかです。
また、中国では「秋冥菊」と書くようです。
お彼岸も近づいていることもあり少しミステリアスな印象になりますね。
この世のものではない美しさを表しているようです。
確かに白い花が群れて咲いているとどこかに誘われてしまうような気持ちになります。
赤や白など映える色が一面に広がることに人は異世界感を感じるのかも知れませんね。




