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2023.05.07

春の草花-アケビ

今日でGWも終わりですね。

後半は残念ながら雨続きの天気でした。

能登半島付近では地震があり、雨で被害が拡大しないことを祈るばかりです。 

今回はアケビです。

実が有名で花の印象は薄いのですが、濃い紫色でぱっと見だと黒く見えます。

あまり見ない色ですし、形も独特の形をしています。

アケビ科の植物で、北海道を除く全国に生息する植物で、山では周りの木に絡みついて大きくなっていきます。

雌雄同株ですが雄花と雌花がに分かれています。

雄花には6本のおしべが、雌花には3-9本の雌しべがあり、昆虫を介して受粉するようです。

しかし、蜜を持たないので、どのように昆虫を呼び寄せているかはよくわかっていないようです。

薄紫色の実がなり、熟すと果皮が紫色になり、中央が裂けて内部の果肉が見えるようになります。

山形では実だけではなく皮も食べるとTVなどで紹介されたりしてます。

少し苦みがあるので子供は苦手かもしれませんが、慣れるとおいしいですね。

種子にはスミレのときにも出てきたエライソオームがついており甘くて鳥や動物に運ばれて繁殖していくようです。

漢方では薬としても用いられ、実も皮も食べれて栄養もある、蔓でかごなどを作ったりと非常に生活に役立ってくれている植物ですね。

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