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2021.08.22
アキノキリンソウ
お盆が終わった途端にまた暑くなってきました。雨も増えており、突然の大雨に驚くこともしばしばです。
とはいえ、夜にはコオロギの声が聞こえてきたりと着実に秋に近づいていることも実感できます。
今回はアキノキリンソウです。
キョウカノコが咲き終わった後に黄色い総状の花を咲かせています。
漢字では「秋の麒麟草」と書き、名前の通り8-11月に黄色い花をつけます。
名前の由来は、キリンソウという植物がありまして、これに花が似ていて秋に咲くのでこの名前になったようです。
キリンソウはベンケイソウ科にあたりますが、これはキク科の植物ですので、種としてはかなり違うものの様です。
キリンソウの名前は様々な説があり、花の形から「黄輪草」とされたという説や麒麟のたてがみや角に似ているからという説もあるようです。
北海道から九州まで広い範囲に自生しておりよく見かける花なのではないでしょうか。
漢方では薬としても使われ、利尿、膀胱炎、風邪の咽頭痛、頭痛などに効果があるようです。
徐々に秋に近づいており、気温の変化で体調を崩す方も増えてきてます。
風邪など引かないように気をつけてくださいね。