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2021.04.06
春の花④
公園の桜も満開になり、一気に春めいてきました。
咲くまでは長いですが、咲き始めると満開になるまではものすごく早いですね。
日曜日の雨で早くも散ってしまっているところもあるようです。
気分も明るくなりお花見に行きたくなる気持ちになりますが、ここは我慢が必要ですね。
来年は気楽にお花見にいけるようになるように期待します。
さて、当院の庭でも梅が満開になっています。
梅は3本ありますが、一番咲いているのは最も若いもので濃い紅色のものです。
自宅の梅の花弁は5枚ですがこれは花弁の枚数が多いです。
昔は実がなることはありませんでしたが、近年では歳をとってたくさん実をつけるようになりました。
梅の種類は数多くありますが、これはなんというものなのでしょうか。
梅は弥生時代に中国から日本に入ってきたとされています。
種類は500種ほどあり6月くらいに実がなります。青梅には毒性があるようなので、熟す前にそのまま食べることはやめましょう。(大量に食べなければ大丈夫のようですが)
花が散った後に葉が出てきますが、若葉の根元には蜜腺という甘い液体をだします。(梅だけではないのですが)
葉の根元をよくみると小さな突起がついており、先端に透明な蜜が丸くついていることがわかります。
なめてみるとすごく甘かった思い出があります。
アリなどを集めて害虫を退ける役目があるのですが、想像以上にハエなどの虫も寄ってきます。
蜜腺を知らなかったときはやたらハエが増えたな、と不思議に思っていたものです。