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2020.11.30

「鬼滅の刃」に出てくるSLが山形に!?

 もう11月が終わってしまいます。

山形新聞を見ていて驚いたのですが、

今話題の「鬼滅の刃」映画に出てくるSLと同型のSLが当院の近くの第二公園にあるとのこと。

大学の先輩に勧められて連載中からドキドキしながら読んでましたので、そんな話があるのならと早速行ってきました。

まずは写真を見てください。

仕事終わりでしたので夕方になり、暗くなってしまいましたが、月明かりに浮かぶ黒い車体が今にも走り出しそうです。

物語に出てくるような怪しげな雰囲気を醸し出して非常にいい感じです。

迫力もあり、これが動いていたときのことを想像してしまいます。伊之助がびっくりしたのも納得です。

第二公園にあるのですが新聞によれば「8620型」で全長16.8メートル、高さ3.8メートル、1923(大正12)年製造の552号機のようです。

金色のプレートに68691とあり「86型」とも呼ばれ国産の旅客専用として最初の型式であったようです。

昭和44年に市政施行80年記念として旧国鉄から市に移管されたようです。

本当は霞城公園に置かれるはずでしたが予算の都合で第二公園に置かれることになったとの話もあります。

ちょっと、とほほな感もありますがおかげで私にとってはとてもなじみ深いSLになりました。

先頭車両と炭水車がそろっています。残念ながら客車なないのですが・・・

先頭のほうについている鉄板は改装後につけられたもののようで劇中に出てくるものとは形は少し異なるようです。

実際に走るわけではありませんが、実際に触ったり運転室に入ったりすることができます。

昔は運転室によく乗り込んで遊んでました。いつの間にやら雨よけの屋根もつき、今も昔と変わらない形で残っています。

今でも中にも乗れるようになっており、中に入るとこんな機器を見ることもできます。

実際には開けられませんが、ここに石炭などを入れていたんですね。

レバーは一部動くところも有ります。

ぜひ当院の近くまで来ましたら少し足を向けてみて、大正時代の空気を感じてみてください。

コロナでどこにも行けない中、身近なところの魅力が新たに発見されるのは素晴らしいことと思います。

今まで何気なく通っていたところでもあちこち意識してみると、新たな発見があるかもしれませんね。

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