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2024.11.13

秋の草花-ホトトギス

早くも11月も半ばになりました

今年は富士山の冠雪が遅かったり、台風がこの時期に4つも発生したりと異常な気候が続きます。

紅葉もあっという間に散っています。

インフルエンザの予防接種も順調に進んでおり、皆さん健康に気をつけているようですね。

さて秋の終わりに近づくと庭の西側に紫色の変わった形の花が咲きます。

ホトトギスといいます。

ユリ科の花で、花弁の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ているためこの名前になったようです。

斑点は濃い紫色で遠目でもかなり目立ちます。

葉に油を垂らした染みの様な斑点があることがあり「油点草」という別名もあるようです。

個人的にはこちらの方が合っているような気がします。

調べてみると思っている以上に種類がたくさんあり驚きました。色も黄色のものもあるようです。

内花被片3枚、外花被片3枚の6枚の花弁の中に放射状に分かれる花柱が立ち非常に特徴的な形をしています。

秋の草として俳句やお茶の席などに用いられます。

道ばたではあまり見かけない花ですが形がかなり印象的ですので一度見ると忘れられない花ですね。

2024.10.21

秋の草花-シュウメイギク

 10月も下旬に入りました。

今日から当院でもインフルエンザの予防接種を開始しました。

昨年と比べると今年は予約の方が少ないような印象です。

そろそろインフルエンザも流行りつつあるようですので予防接種をお願いいたします。

さて昨日は珍しい現象が見られるとニュースなどが盛り上がっていました。

それは、紫金山・アトラス彗星が見られるとのことで、いろいろな方が写真をUpされていました。

今回を逃すと次は8万年後ということで、空を眺めていましたが・・・

雲がかかったりで見ることはかないませんでした。

子供はそれっぽいものカメラに収めたようですが、私は全く気づけませんでした。

残念です。8万年後はさすがに生きていないでしょうから・・・

さておき、医院の庭は白い花が満開になっています。

東側に咲いているので来院された際はよく見えるかと思います。

この花はシュウメイギクといいます。

漢字では「秋明菊」と書くので菊の仲間かと思ってしまいますが、実はキンポウゲ科でアネモネのなかまです。

中国から入ってきた植物で、秋牡丹とも言われていたようです。

花びらは退化してしまい、ガクが花びらのように見えています。

いろいろな色がありますが当院のものは白く鮮やかです。

また、中国では「秋冥菊」と書くようです。

少しミステリアスな印象になりますね。

この世のものではない美しさを表しているようです。

確かに白い花が群れて咲いているとどこかに誘われてしまうような気持ちになりますね。

2024.10.17

スーパームーン

10月も半ばをすぎ、大分寒くなりました。

風邪をひく人も多くなってきています。

コロナ以外にもマイコプラズマなども流行っているようで、うがい手洗いをして予防を心がけましょう。

さて、10月17日はスーパームーンでした。

夜、空を見上げると月が煌々と輝いていて、すごい明るいと思った方も多いのではないのでしょうか。

それもそのはず、今日は地球に月が最も近くなり、最も大きく見える満月、スーパームーンの日でした。

最も小さく見える日のことをマイクロムーンと言いますが、この日と比べると14%ほど大きく見える様です。

肉眼ではあまりわかりませんがその明るさは明らかに違うように思えます。

電気がいらないほどに明るく照らしていましたね。

ちなみに、ネイティブアメリカンでは毎月の満月ごとに名前をつけていたようです。

10月はハンターズムーンというようです。

狩猟を始める時期であったようです。

他の月の名前もありますが、よく知られているものから全く聞いたことがない月など、様々あるようです。

皆さんも是非調べてみてください。

2024.10.10

秋の草花-フジバカマ

10月も1/3が終わりました。

山形も大分寒くなってきました。

急な寒さで頭痛やめまいなど体調を崩される方が増えています。

ニュースでは早くもインフルエンザの学級閉鎖が起きているようです。

明け方、ねるときなど暖かくして風邪など引かないようにお過ごしください。

この時期になると白いふわっとした花が庭のあちこちで咲き始めます。

フジバカマです。

秋の七草の一つで白っぽい小さなかわいらしい花がたくさん集まって咲いています。

昨年は少し桃色がかっていましたが、今年は白く見えますね。

秋の七草は春の七草に比べるとメジャーではないかもしれませんが、ハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウの七つです。

万葉集にある山上憶良の歌からとられており、

「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七草の花」

「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」

の歌からとられています。

今まで朝貌は朝顔と思っていたのですが実は諸説あり、朝顔、昼顔、ムクゲ、桔梗といわれているようです。

この中でも桔梗が一番可能性が高いようです。

そんな昔から秋の草として親しまれてきた藤袴ですが、花の色が藤に似て(花弁は白ですがつぼみが藤色)、形が袴に似ていることからこの名前になったようです。

乾燥すると桜餅のような香りがするようです。

以前はどこでも見られていたフジバカマですが、いまでは護岸工事などの影響で環境省のレッドリストに載っており、準絶滅危惧種に指定されています。

そう思いながら秋風の中ゆれるすがたを見ていると、時代の移り変わりを感じてしまいます。

2024.10.06

秋の草花-ヒガンバナ

 10月になりました。

衣替えの季節ですね。道行く姿も秋らしい服装が増えた気がします。

コロナワクチンの接種が開始されましたが、接種される方は大分少ないようです。

コロナ感染の状況や、ワクチンについてマスコミも取り上げなくなっているためでしょうか。

64歳以下の金銭的な負担も大きいことも関係しているのかも知れません。

一方、ニュースになったのは第一小学校でインフルエンザによる学級閉鎖があったようです。

例年より少し早いですがインフルエンザも流行りつつあるようです。

うがい、手洗いといった予防法はいずれのウイルスに対しても有効です。

かからないに超したことはありませんので、なるべく予防するようにしましょう。

さて、久しぶりにヒガンバナです。ここ数年見かけませんでしたが今年は咲いてくれました。

庭の西の斜面に咲いていますので、残念ながらなかなかお見せできないのが残念なところです。

ヒガンバナ科ヒガンバナ属の植物で、ほかに「曼珠沙華」や「リコリス」などとも呼ばれます。

昔から日本人に親しまれており、俳句などにもよく見かけます。

花と葉が別々に見られることで有名で、葉がないことで花の赤さがより際立っている感じがあります。

鮮やかな赤い花で群生しているのをみると、まるで本当に彼岸に渡ってしまっているかのような気持ちになります。

実際に毒草としても有名で鱗茎にはリコリンを主成分とするアルカロイドが含まれています。

数年前に某アニメでヒガンバナを口にくわえるカットがあって話題になったこともありました。

花がないとニラなどと見分けがつきにくくなり、間違ってしまうことがあるようです。

球根のあるないで見分けはつきますが、すべて抜くわけにもいかないのが難しいところですね。

うっかり食べると本当に彼岸に渡ってしまうので食べないように気をつけてください。

当院ではヒガンバナが咲くとキツネノカミソリは咲かない印象があります。

実際に今年はキツネノカミソリは咲いていません。なぜなのか、不思議です。

2024.09.30

夏の草花-ムクゲ

今日で9月も終わりです。

朝や夜はかなり肌寒くなってきました。

夏は激しい分、秋に移行するのは急な感じがしますね。

こういう時期は体の調子を崩しがちです。

暖かくしてお過ごしください。

当院の庭でも夏の名残を感じるような花がまだ咲き誇っています。

南国チックな雰囲気のあるムクゲ、です。

暑すぎるためか今年は咲き始めがかなり遅かったです。

このためかまだ、勢いよく咲いています。

鮮やかな紫と白い花を咲かせて遠目にも目立ちます。

アオイ科フヨウ属の植物です。なんと、ハイビスカスの仲間なのです。

そう思うと南国の気分を味わえる気がしますね。

平安時代に日本に来た植物で、庭木などとして昔から親しまれてきました。

秋の季語として俳句にも度々詠まれることからも、昔から親しまれてきた花であることがわかります。

7月-10月頃まで花を咲かせ続けています。

ずっと咲いている印象を持ちますが、実は一日花なので、一つの花は数日でしぼんでしまいます。

ところが次々に別の花が咲いているのでずっと咲いているような印象を受けるのです。

そして花は食べられるようです。生でも、天ぷらでもいけるようで驚きです。

そう言われるとおいしそうな感じもしますね。

2024.09.19

コロナワクチンの接種について

昨日は残念ながら満月は見えませんでしたね。

夜中に外に見に行ったりしましたが、厚い雲に覆われて見ることはできませんでした。

せっかくお団子を準備していたのですが、残念です。

ついでに今日も見えませんでしたね。

今週は雨が降ったりと週末にかけて天気が悪いようで残念です。

さて、コロナワクチンとインフルエンザワクチンの予約が始まりました。

コロナワクチンに関してはまだ、予診票が届いていなかったりしてはいますが・・・

今回はオミクロン株のJN.1系統に対応したワクチンになります。

65歳以上、もしくは60歳以上の基礎疾患を有する方には国、市から補助が出ますが、それ以外の方は任意接種として全額自己負担になります。

また、前回接種からは3ヶ月以上あけること、とされています。

このことから考えると、最近コロナに感染された方は3ヶ月くらいあけてうっても良さそうです。

ワクチンの種類も、今までのm-RNAワクチンに加え、不活化ワクチン、プレリコンワクチンとふえました。

不活化ワクチンは、インフルエンザワクチンと同じように作られているものです。

それぞれのクリニックで扱うワクチンは異なると思いますので予約の際にはご確認ください。

ちなみに当院ではm-RNAワクチンを扱う予定です。

また、同時接種も認められていますが、副反応を見るために左右別の腕に打つことが推奨されています。

とはいえ、副反応は腕が腫れるだけではありません。

同日に接種し、全身的な副反応が起きた場合、どちらが原因なのか、判明させるのは非常に難しくなってしまいます。

これを考えれば別日に打つ方が良いのではないかと思ってしまいます。

このため当院では同日接種は行っておらず、少なくとも1週間は期間をおいて打つようにしています。

ご協力よろしくお願いします。

わからないことがあればお気軽にお聞きください。

2024.09.17

中秋の名月

9月も後半に入ろうとしています。

日が照ると日中は暑いですが、朝晩は涼しくなってきました。

コロナに感染する人も多いようですし、風邪には気をつけてください。

10月からはコロナウイルスのワクチン接種が始まります。

同時にインフルエンザワクチンも始まります(当院では10月21日からですが)。

一般的には同時接種は認められていますが、当院では副反応の問題もあり同時接種は行わないことにしております。

急に色々なことが決まっており医療側も戸惑うことが多いです。

さて昨日9月17日は中秋の名月でした。

日中は日が照っていましたのできれいな月が見えるかな、と思っていましたが、残念ながら雲がかかって月が全然見えませんでした。

雨がぱらついてしまいましたね。

月が出ているであろうところを写真を撮ってみました。

雲の隙間から強い光が漏れ出ていますが、肝心のお月様は見えませんでした

中秋の名月は明治5年まで使用されていた太陽太陰暦の8月15日に見える月のことを指します。

平安時代に中国から日本に伝わった風習ですが、日本でも十五夜として親しまれる風習となっています。

ですので、必ずしも満月を指すわけではありません。

では今年の満月はいつなのか、と思いますよね。

実は9月18日、つまり明日になるようです。

明日は是非晴れてほしいですね。

2024.08.26

世界のかき氷展

 お盆が終わっても暑い日が続きます。

こういうときは涼をとるものが食べたくなりますね。

そう、先日行っていた「かき氷展」に行ってきました。

昨年と同じかなと思って行ったのですが、メニューがすごい増えていてびっくり。

わらび餅かき氷、台湾かき氷、ケーキのかき氷に加えて、世界、日本各地のかき氷というものがありました。

逆にトルコアイスはなくなってました。

実際にはこの倍くらいのメニューが有りました。

長崎の食べるミルクセーキも有りましたね。

まずはかねすえの黒糖わらび餅かき氷を食べました。

抹茶、イチゴ、黒糖とありますが黒糖が一番好きですね。

黒糖きなこと日本っぽい繊細な甘さが氷に合います。

口が冷えすぎたときはわらび餅で温められるのも良いですね。

いつものお姉さんはいませんでしたが、店員さんが黒糖やわらび餅をサービスでもってくれたりしてありがたいことです。

続いてコーン氷を頼んでみました。

甘いスイートコーンかなと思いきや少ししょっぱいコーンでした。

ガリガリ君のコーンポタージュ味に近いです。

思っていたものと違いましたが、しょっぱい味もおいしく、コーンのシャキシャキ感もあってあっさり食べ終わってしまいました。

ただし、味が濃いので何個か食べるなら最後にした方が良いですね。

次はミカン氷

こちらは氷に缶詰のミカンをかけた感じです。

甘さも控えめでさっぱりしている感じです。

氷よりミカンの方が多いんじゃないかって位、ミカンたっぷりで食べ応えがありました。

続いてはロマン亭のチーズケーキ氷です。

昨年はなかったこのかき氷。

見た目のインパクトは随一です。

上に乗っているチーズはレアチーズケーキでそのまま食べれます。

イチゴのレアチーズの味ですが、個人的にはもっとチーズ感を出しても良かったのではと思います。

そして定番、プリン氷。

安定のおいしさですね。

個人的にはこれが一番好きです。

カスタードクリームとあまいシロップをかけられた氷が絶妙にマッチしていくらでも食べれてしまいます。

プリンと氷とは驚きましたが、ほんとにプリンみたいな味で納得です。

昨年あったクリームブリュレ氷がなかったのが残念ですが大満足でした。

もう開催期間は終わってしまいましたが、まだまだ食べ足りないです。

他に食べたいものもありましたし、もう少し期間を長めにしてほしいものです。

来年も開催していただけることを期待したいです。

2024.08.21

夏の草花-アキノキリンソウとかき氷展

今年もお盆が終わり、8月も終盤に入りました。

暑い日がまだまだ続きそうで、体には厳しいですね。

こう暑いと冷たいものがほしくなります。

今年も北前屋でかき氷展が始まったようです。

昨年もプリンやケーキのかき氷や、わらび餅のかき氷、台湾かき氷からトルコアイスとどれを食べるか迷ってしまうくらい種類が豊富なかき氷が並んでいました。

わらび餅かき氷の「かねすえ」さんは花笠まつりの時も出展してかき氷を出していましたね。

今日店の前をとおってメニューを見てきましたが、今年も魅力的なメニューが並んでいました。

8月25日までのようなのでぜひ行ってみたいです。

私も今日は時間がなくて食べることができませんでしたが、日曜あたりに、ぜひ食べに行こうと思います。

しかし、一週間は短すぎますよね。これだけ種類があるのですから何回か行きたいところからもう少し伸ばしてほしいですね。

さて、今年も早めに黄色い花が咲きました。

昨年も早めに咲いていましたから、暑さが影響しているのかも知れませんね。

秋になると風に揺られながら咲いているイメージがあります。

アキノキリンソウです。

漢字では「秋の麒麟草」と書きます。すごい格好良いですよね。

8-11月に黄色い花をつけます。

格好良い名前がついていますが、そもそもはキリンソウという植物がもともとあり、これに花が似ており秋に咲くのでこの名前になりました。

元のキリンソウはこれの少し前の5-8月に咲くようです。

花は似ているのですがキリンソウはベンケイソウ科、アキノキリンソウはキク科の植物なので種としては異なるもののようです。

キリンソウの名前は花の形から「黄輪草」とされたという説や、麒麟のたてがみや角に似ているからという説があるようです。

麒麟というとキリンビールの絵を思い浮かべる方も多いかと思います。

なるほどあの絵でもキリンは金色のたてがみをふさふさとたくわえており、この花を見るとキリンを連想するのも頷けます。

「キリンソウ」は花が丸い形に咲きますが、「アキノキリンソウ」は写真でもわかるように細長い形になりますので風にたなびくと生き物の尻尾の様に見えるかもしれません。

花言葉はめでたい獣である、麒麟の影響か「強い心」、「安心」といったものになるようです。

薬としても用いられ、利尿、膀胱炎、風邪の咽頭痛、頭痛などに効果があるとされています。

キリンソウのはなを見ていると、ビールも飲みたくなると思いますが、飲み過ぎないように気ををつけましょうね。

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