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2025.08.27
夏の草花-キツネノカミソリ
あっという間に8月ももう終わろうとしています。
この夏も終わろうという時に久しぶりに咲いた花があります。
昨年、一昨年と咲いてくれませんでしたが、忘れた頃にひょっこり顔を見せてくれます。
第二診察室から見えるかと思います。
何の花かと言いますと、見た目も名前もちょっと変わっている花、キツネノカミソリです。
前回は5年ぶり、今回は3年ぶりの開花です。
オレンジ色の花と言いますが、当院のはピンクに近い色ですね。
花だけをみると一見ユリのように見えますが、ヒガンバナ科の植物です。
全体をみると茎と花があるだけで葉の姿が見当たりません。これはヒガンバナと同じですね。
確かに大きくなったヒガンバナの様に見えます。
ヒガンバナと同じように早春から初夏にかけ葉を出し、夏になると葉が枯れます。
8月の中頃に花茎をのばし、オレンジ色の花を咲かせます。ヒガンバナの少し前に咲くのですね。
ニョッと地面からはえているのを見ると、違和感を感じて驚いてしまいます。
名前の由来は、葉っぱが細長くてカミソリに似ているからと言われていますが、なぜ狐なのかははっきりしないようです。
どんな逸話あるのか想像が膨らみますね。
当院ではキツネノカミソリが咲いた年はヒガンバナが咲かないことが多いのですが、今年はどうなのか、個人的には気になります。
2025.08.26
夏の草花-ムクゲ
お盆が終わり、少し涼しくなるかと思いましたが、まだまだ暑い日が続いています。
今年の夏は去年よりも過酷だという声をよく聞きますが、確かに昨年よりも体調を崩している方も多いように感じます。
まだ夏の名残を感じるような花がまだ咲き誇っています。
南国チックな雰囲気のあるムクゲ、です。
鮮やかな紫と白い花を咲かせて遠目にも目立ちます。
花をよく見てみると南国に生えている花によく似ていることがわかります。
そう、ハイビスカスです。
ムクゲはアオイ科フヨウ属の植物で、なんと、ハイビスカスの仲間なのです。
そう思うと南国の気分を味わえる気がしますね。
平安時代に日本に来た植物で、庭木などとして昔から親しまれてきました。
秋の季語として俳句にも度々詠まれることからも、昔から親しまれてきた花であることがわかります。
7月-10月頃まで花を咲かせ続けています。
ずっと咲いている印象を持ちますが、実は一日花なので、一つの花は数日でしぼんでしまいます。
ところが次々に別の花が咲いているのでずっと咲いているような印象を受けるのです。
そして花は食べられるようです。生でも、天ぷらでもいけるようで驚きです。
そう言われるとおいしそうな感じもしますね。
2025.08.07
花笠まつり2025
今日は花笠まつりの最終日でした。
あっという間の3日間でした。
2日目こそ雨に降られ中断したりましたが1日目、3日目は滞りなく行われていました。
特に3日目は直前まで雨が降っていましたが、開始時間近くになると雨がやみ、気温も上がらずお祭りに行くには絶好の日でした。
ここ数年で一番過ごしやすい花笠だったのではないでしょうか。
道も昨年までよりもスムーズに進むことができました。昨年まではギューギューで前に進むのもやっとだったのですが。
これが観光客が少なかったのか、出店などの工夫があったのか、どちらなんでしょうね。
私は1日目、3日目に見物に行ってきましたが、例年よりも踊りもうまかった気がします。
踊り子さんたちは皆踊っている姿が美しかったですね。べにちゃんも一緒に踊っていました。
最後の飛び入りも人数が多くてびっくりしました。
3日目は文祥館まで行ってきました。
レッドブルを無料配布していたのでもらって、隣にあった月カフェの冷やしパッタイを食べてきました。
注文したら屋台の電源が落ちるといったアクシデントもありましたが、冷たくパクチーやレモンなどであっさりして暑い日にぴったりでしたね。
イソップバーガーも食べましたが、相変わらずパティが肉汁たっぷりで食べ応えがあるバーガーでしたね。
来年も過ごしやすく、美味しい花笠出会ってほしいですね。
楽しみにして1年を過ごしたいと思います。
2025.08.04
花笠サマーフェスティバル2025
暑い日が続いていますが、皆さん体調を崩してはいないでしょうか?
横浜の花火大会では事故も起きたそうで、夏のお祭りにも危険は潜んでいますね。
今日は花笠サマーフェスティバルでした。
今年は昼休み中に少し見て来ることができました。
暑いせいか、たまたまそういう時間帯のためか人は少なかったように思います。
湿度も高かったですが、風が少ないのもつらいですね。参加者の皆さんお疲れ様でした。
出店は西側にしか出ておらず、普通のお祭りで見る綿飴とかお好み焼きとかの的屋さんがいませんでしたね。
その分山形県にある飲食店のテントが多く出ていました。
もともと山形県の各市町村の物産市でもあるので、其方の面が強く出ていたかと思います。
東北電力の前では、花笠踊りやけん玉などいろいろなパフォーマンスが行われていました。
もちろん、美味しいものも沢山ありました。
全部食べれないのが残念です。
まず、暑かったので涼しげな色合いのレモンスカッシュをいただきスタートしました。
入っているレモンが凍っているのでより涼しさを演出してくれます。
その後佐藤肉屋さんのハラミの串をつまみつつ
メインはやはり麺料理。
最近お祭りの度に見かけるタイラーメンです。
もちもちの米粉でできた麺とあっさりしたスープが美味しく、暑くてもあっさり食べられます。
ナムプラーなどで好きに味を調節できるのも良い感じです。
トムヤムラーメンはまたも売り切れで食べれませんでした。残念。
最後はデザートということで初めてみたフレーズに惹かれて食べてみました。
なんと、飲むかき氷です。
いろいろな味がありましたが、桃にしてみました。
シェーキとかき氷のハイブリッドみたいな感じです。
ストローで飲めるのかと思っていましたが、以外とスルスル飲めてとても美味しい、新しい食べ物でした。
と駆け足で回りましたが、他にもいろいろなお店が出ていて美味しそうでした。
お祭りは良いですね。
明日からは花笠まつりが始まります。
暑さ対策をして皆さん楽しんでくださいね。
2025.07.21
49日
父親が亡くなり49日が過ぎました。
葬儀の際には多くの方にご参加、ご協力いただきありがとうございました。
皆様から父親に様々な言葉をかけていただき、父親も喜んでいたと思います。
この場を借りて御礼申し上げます。
先日49日の法要を無事終えることができ、父親の魂を送り出せたことで一応の節目を迎えました。
まだまだやるべきこともあり、父親の経過については後悔の念もありますが、父親の意思をついで十日町で頑張っていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
さしあたってはHPの更新もしなければいけないのですが、父親のページを変えるのも心苦しいしつらい気持ちがありますね。
ブログも再開していきますのでよろしくお願いいたします。
2025.05.14
春の花-ボタン
先日植木市が終わりましたが、この時期になると当院の庭では牡丹が咲き始めます。
様々な色がありますが、大きな花びらを幾重にも詰め込んだ、絢爛豪華な花です。
植木市でも沢山の牡丹が売られており、当院の牡丹も市で購入したものです。
ボタンは、ボタン科ボタン属の植物で4-5月に開花します。
中国が原産で「花王」と呼ばれ、富の象徴とされてきました。
金色の背景の屏風やふすまに紅や白の牡丹が書き込まれているイメージが強く、そこにあるだけでなんでも高級に見えるようになりますね。
日本には8世紀頃からの記録が認められ、枕草子にも記載されているようです。
牡丹灯籠や八犬伝など様々な物語にもモチーフとして使われています。
一般の人々からは憧れとともに手の届かない花として神聖な力をもつものとして扱われていたのでしょうか。
2025.05.10
植木市
今週は植木市がありました。
残念ながら、今年は忙しくて、植木市に行けませんでした。
毎年5月8日から10日までと決まっているので、曜日が合わないと行けずに終わってしまうこともあります。
仕方ないですね。
子供は友達と行けたのですが、すごい人出だったようです。出店も人気のところには行列ができていたとのことでした。
山形の植木市は、薬師祭植木市として、日本三大植木市の一つとされています。
他の二つは熊本と大阪の市になります。
江戸初期の大火で消失した城下町の復興のために最上義光公が始めたとされており、400年ほどの歴史があるお祭りです。
もとは旧暦4月8日でしたが、5月8日に変更されました、その後明治44年の火事を機に4月8日に戻りましたが、また5月8日になり今に至るようです。
来年は是非行けるようにしたいですね。
2025.04.27
春の花-ヒメツバキ
4月も終わろうとしています。
今日は風が強かったですね。
今回はヒメツバキです。
花弁が幾重にも重なっているピンク色の花を咲かせます。
当院正面の花壇に生えていますので、毎年かわいい花を咲かせてくれているのですが、
今年はあまり咲きませんでした。西側に生えているものは咲いているのですが・・・
昨年の猛暑でかなり弱ってしまったため、花をあまり咲かせられなかったのでしょう。
なんとか、今年は元気になってほしいものです。
良い暑さ対策はないものでしょうか。
2025.04.21
春の花-ヤマツバキ
4月も後半に入りました。
現在、医院の待合室の改装を行っております。
待合室が狭くなってしまったり、大きい音がしたりご迷惑をおかけして申し訳ありません。
ほぼ一ヶ月ほどかかってしまいますのが、よろしくお願いいたします。
今回は「山椿」です。
ヒメツバキのピンク色も良いですが、ツバキといったら紅ですね。
入り口の少し脇に咲いていますので、注意すると入るときに見えると思います。
2-4月に開花して冬のイメージもありますが春の季語になっています。
花もきれいですが、種からは油をとったりと生活にも必要な植物です。
あまり大きくならないと言われていますが、山形市の市役所にも大きな古椿があるので是非見に行ってみてください。
ところで、古いツバキには霊が宿るとされています。
もともと日本には古い木には霊が宿るという考えがあり、「木霊」と呼ばれています。
人に良いことをしてくれたり、災いをなしたりといろいろなタイプがありますが、椿の霊は人に災いをなすことが多いようです。
これは花びらが散るのではなく、首元から花が落ちるため死を連想させるとして縁起が悪いとされていることが関係しているのかもしれません。
江戸時代の鳥山石燕の今昔画図続百鬼にも古椿の霊としてあげられるくらいメジャーな霊だったようです。
石燕の絵では庭先に大きな花をつけた椿が書いてあります。
あちこちに椿に関する怪談があるようですが、実は山形にも椿の怪談があります。
旅人を蜂に変えてしまい、自らの花におびき寄せて食べてしまうという恐ろしい話です。
黒緑の葉に囲まれた中に紅い花がぽつんと咲いているのを見ると妖しげな雰囲気がして、昔の人が化けると考えたのも納得できる気がします。
山形の化け椿、場所はわかっていませんが、まだどこかで咲いているのでしょうか。
いつか見つけてみたいものです。
2025.04.19
春の花-桜
今日は天気も良く、上着を着ていると汗ばむような天気でした。
梅は早くも散り始め、桜が満開になっています。
ということで、霞城公園に桜を見に行ってきました。
夜遅かったのですが、驚くほど沢山の人がいました。
ほとんどの桜が満開で通る人たちの目を楽しませていました。
お堀付近の桜はライトアップされて、水面にも桜が映り2倍きれいな感じがしますね。
桜ももうすぐ散ってしまうことを考えるとなお美しいですね。
また来年も楽しみにしています。
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