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2025.04.16
春の花-アセビ
今週は雨が続いていて肌寒い日が続いています。
寒いとまだお酒を飲んで温まりたいと考える人もいらっしゃるでしょう。
酔う、と言えば馬が酔っ払ってしまう花が咲きました。
「アセビ」です。
実際には、酔うのではなく葉を食べると毒にあたって酔っているようにふらふらするということのようです。
このことから別名を「馬酔木」ともいいます。
実際に葉などには「アセボトキシン」という毒が含まれており、当然人間にも有害で、下痢、腹痛、呼吸麻痺などを引き起こします。
お酒も過ぎれば毒になりますので気をつけましょう。
自然界にはこの毒に適応し、毒を利用するものがいます。
ヒョウモンエダシャクと言う蛾の仲間で幼虫の時期にアセビの葉を食べて体内に毒を蓄積させるようです。
またアセビは英語名で「Japanese andromeda」ともいわれます。
ギリシャ神話のアンドロメダにならってか花言葉は「犠牲」、「献身」となっています。
他にも毒のためか「危険」という花言葉もありますが、きれいなものには毒があるのです。
何事にも気をつけていきましょう。