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2025年04月
2025.04.16
春の花-アセビ
今週は雨が続いていて肌寒い日が続いています。
寒いとまだお酒を飲んで温まりたいと考える人もいらっしゃるでしょう。
酔う、と言えば馬が酔っ払ってしまう花が咲きました。
「アセビ」です。
実際には、酔うのではなく葉を食べると毒にあたって酔っているようにふらふらするということのようです。
このことから別名を「馬酔木」ともいいます。
実際に葉などには「アセボトキシン」という毒が含まれており、当然人間にも有害で、下痢、腹痛、呼吸麻痺などを引き起こします。
お酒も過ぎれば毒になりますので気をつけましょう。
自然界にはこの毒に適応し、毒を利用するものがいます。
ヒョウモンエダシャクと言う蛾の仲間で幼虫の時期にアセビの葉を食べて体内に毒を蓄積させるようです。
またアセビは英語名で「Japanese andromeda」ともいわれます。
ギリシャ神話のアンドロメダにならってか花言葉は「犠牲」、「献身」となっています。
他にも毒のためか「危険」という花言葉もありますが、きれいなものには毒があるのです。
何事にも気をつけていきましょう。
2025.04.13
春の花-紅梅
4月も10日を過ぎ、日中は大分暖かくなってきました。
草花も一気に咲き出して当院の庭もだんだん賑やかになりつつあります。
自宅に続き医院の梅も満開になりました。
3本ありますが一番目立つのは若い紅梅ですね。
玄関を入るときに見えるかと思います。
残り二本は白梅ですが、高齢の樹木ですので花は多くないようです。
ところで「桜の日」があルことは昨年書きましたが、「梅の日」はあるのでしょうか。
調べてみるとありました。「梅の日」は「6月6日」でした。
花ではなく、実の収穫の時期のようです。
室町時代の1545年4月17日(旧暦)に京都・賀茂神社の例祭(葵祭)で後奈良天皇が神事を行った際に梅を献上したことに由来しています。
紀州梅の会が申請し2006年に制定されました。
雨がふらない日が続き、梅を供え五穀豊穣を祈ったところ雨が降り出した、という逸話があるようです。
当時は室町時代末期で世が乱れつつあった頃でしょうから平和も願われていたのかも知れません。
「梅干しの日」も別にあるようで、いろいろな記念日がありますね。
2025.04.09
春の花-梅
4月に入り、今日はあちこちの小学校で入学式が開かれたようです。
新しいランドセルを背負って元気よく歩く姿が見かけられました。
入学式、というと桜のイメージですが、まだ桜は咲いていませんね。
桜ももう少しで咲きそうですが、その前に梅の花があちこちで咲き誇っています。
医院の梅はまだ咲きませんが、自宅の梅はとうとう満開になりました。
昨年は3月末の桜の日に満開になっていましたので、今年は少し遅れての開花です。
それだけ今年は気温が低い日が多いのだということを実感させられます。
実際、日中の日差しは暖かいですがまだまだ明け方は寒いですしね。
寒暖差に体調を崩す人もまだいらっしゃるのではないでしょうか。
これからはどんどん暖かくなっていってほしいものです。
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