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2025年04月

2025.04.27

春の花-ヒメツバキ

4月も終わろうとしています。

今日は風が強かったですね。

今回はヒメツバキです。

花弁が幾重にも重なっているピンク色の花を咲かせます。

当院正面の花壇に生えていますので、毎年かわいい花を咲かせてくれているのですが、

今年はあまり咲きませんでした。西側に生えているものは咲いているのですが・・・

昨年の猛暑でかなり弱ってしまったため、花をあまり咲かせられなかったのでしょう。

なんとか、今年は元気になってほしいものです。

良い暑さ対策はないものでしょうか。

2025.04.21

春の花-ヤマツバキ

4月も後半に入りました。

現在、医院の待合室の改装を行っております。

待合室が狭くなってしまったり、大きい音がしたりご迷惑をおかけして申し訳ありません。

ほぼ一ヶ月ほどかかってしまいますのが、よろしくお願いいたします。

今回は「山椿」です。

ヒメツバキのピンク色も良いですが、ツバキといったら紅ですね。

入り口の少し脇に咲いていますので、注意すると入るときに見えると思います。

2-4月に開花して冬のイメージもありますが春の季語になっています。

花もきれいですが、種からは油をとったりと生活にも必要な植物です。

あまり大きくならないと言われていますが、山形市の市役所にも大きな古椿があるので是非見に行ってみてください。

ところで、古いツバキには霊が宿るとされています。

もともと日本には古い木には霊が宿るという考えがあり、「木霊」と呼ばれています。

人に良いことをしてくれたり、災いをなしたりといろいろなタイプがありますが、椿の霊は人に災いをなすことが多いようです。

これは花びらが散るのではなく、首元から花が落ちるため死を連想させるとして縁起が悪いとされていることが関係しているのかもしれません。

江戸時代の鳥山石燕の今昔画図続百鬼にも古椿の霊としてあげられるくらいメジャーな霊だったようです。

石燕の絵では庭先に大きな花をつけた椿が書いてあります。

あちこちに椿に関する怪談があるようですが、実は山形にも椿の怪談があります。

旅人を蜂に変えてしまい、自らの花におびき寄せて食べてしまうという恐ろしい話です。

黒緑の葉に囲まれた中に紅い花がぽつんと咲いているのを見ると妖しげな雰囲気がして、昔の人が化けると考えたのも納得できる気がします。

山形の化け椿、場所はわかっていませんが、まだどこかで咲いているのでしょうか。

いつか見つけてみたいものです。

2025.04.19

春の花-桜

 今日は天気も良く、上着を着ていると汗ばむような天気でした。

梅は早くも散り始め、桜が満開になっています。

ということで、霞城公園に桜を見に行ってきました。

夜遅かったのですが、驚くほど沢山の人がいました。

ほとんどの桜が満開で通る人たちの目を楽しませていました。

お堀付近の桜はライトアップされて、水面にも桜が映り2倍きれいな感じがしますね。

桜ももうすぐ散ってしまうことを考えるとなお美しいですね。

また来年も楽しみにしています。

2025.04.16

春の花-アセビ

今週は雨が続いていて肌寒い日が続いています。

寒いとまだお酒を飲んで温まりたいと考える人もいらっしゃるでしょう。

酔う、と言えば馬が酔っ払ってしまう花が咲きました。

「アセビ」です。

実際には、酔うのではなく葉を食べると毒にあたって酔っているようにふらふらするということのようです。

このことから別名を「馬酔木」ともいいます。

実際に葉などには「アセボトキシン」という毒が含まれており、当然人間にも有害で、下痢、腹痛、呼吸麻痺などを引き起こします。

お酒も過ぎれば毒になりますので気をつけましょう。

自然界にはこの毒に適応し、毒を利用するものがいます。

ヒョウモンエダシャクと言う蛾の仲間で幼虫の時期にアセビの葉を食べて体内に毒を蓄積させるようです。

またアセビは英語名で「Japanese andromeda」ともいわれます。

ギリシャ神話のアンドロメダにならってか花言葉は「犠牲」、「献身」となっています。

他にも毒のためか「危険」という花言葉もありますが、きれいなものには毒があるのです。

何事にも気をつけていきましょう。

2025.04.13

春の花-紅梅

4月も10日を過ぎ、日中は大分暖かくなってきました。

草花も一気に咲き出して当院の庭もだんだん賑やかになりつつあります。

自宅に続き医院の梅も満開になりました。

3本ありますが一番目立つのは若い紅梅ですね。

玄関を入るときに見えるかと思います。

残り二本は白梅ですが、高齢の樹木ですので花は多くないようです。

ところで「桜の日」があルことは昨年書きましたが、「梅の日」はあるのでしょうか。

調べてみるとありました。「梅の日」は「6月6日」でした。

花ではなく、実の収穫の時期のようです。

室町時代の1545年4月17日(旧暦)に京都・賀茂神社の例祭(葵祭)で後奈良天皇が神事を行った際に梅を献上したことに由来しています。

紀州梅の会が申請し2006年に制定されました。

雨がふらない日が続き、梅を供え五穀豊穣を祈ったところ雨が降り出した、という逸話があるようです。

当時は室町時代末期で世が乱れつつあった頃でしょうから平和も願われていたのかも知れません。

「梅干しの日」も別にあるようで、いろいろな記念日がありますね。

2025.04.09

春の花-梅

4月に入り、今日はあちこちの小学校で入学式が開かれたようです。

新しいランドセルを背負って元気よく歩く姿が見かけられました。

入学式、というと桜のイメージですが、まだ桜は咲いていませんね。

桜ももう少しで咲きそうですが、その前に梅の花があちこちで咲き誇っています。

医院の梅はまだ咲きませんが、自宅の梅はとうとう満開になりました。

昨年は3月末の桜の日に満開になっていましたので、今年は少し遅れての開花です。

それだけ今年は気温が低い日が多いのだということを実感させられます。

実際、日中の日差しは暖かいですがまだまだ明け方は寒いですしね。

寒暖差に体調を崩す人もまだいらっしゃるのではないでしょうか。

これからはどんどん暖かくなっていってほしいものです。

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