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2024.11.13
秋の草花-ホトトギス
早くも11月も半ばになりました。
今年は富士山の冠雪が遅かったり、台風がこの時期に4つも発生したりと異常な気候が続きます。
紅葉もあっという間に散っています。
インフルエンザの予防接種も順調に進んでおり、皆さん健康に気をつけているようですね。
さて秋の終わりに近づくと庭の西側に紫色の変わった形の花が咲きます。
ホトトギスといいます。
ユリ科の花で、花弁の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ているためこの名前になったようです。
斑点は濃い紫色で遠目でもかなり目立ちます。
葉に油を垂らした染みの様な斑点があることがあり「油点草」という別名もあるようです。
個人的にはこちらの方が合っているような気がします。
調べてみると思っている以上に種類がたくさんあり驚きました。色も黄色のものもあるようです。
内花被片3枚、外花被片3枚の6枚の花弁の中に放射状に分かれる花柱が立ち非常に特徴的な形をしています。
秋の草として俳句やお茶の席などに用いられます。
道ばたではあまり見かけない花ですが形がかなり印象的ですので一度見ると忘れられない花ですね。