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2024.10.06
秋の草花-ヒガンバナ
10月になりました。
衣替えの季節ですね。道行く姿も秋らしい服装が増えた気がします。
コロナワクチンの接種が開始されましたが、接種される方は大分少ないようです。
コロナ感染の状況や、ワクチンについてマスコミも取り上げなくなっているためでしょうか。
64歳以下の金銭的な負担も大きいことも関係しているのかも知れません。
一方、ニュースになったのは第一小学校でインフルエンザによる学級閉鎖があったようです。
例年より少し早いですがインフルエンザも流行りつつあるようです。
うがい、手洗いといった予防法はいずれのウイルスに対しても有効です。
かからないに超したことはありませんので、なるべく予防するようにしましょう。
さて、久しぶりにヒガンバナです。ここ数年見かけませんでしたが今年は咲いてくれました。
庭の西の斜面に咲いていますので、残念ながらなかなかお見せできないのが残念なところです。
ヒガンバナ科ヒガンバナ属の植物で、ほかに「曼珠沙華」や「リコリス」などとも呼ばれます。
昔から日本人に親しまれており、俳句などにもよく見かけます。
花と葉が別々に見られることで有名で、葉がないことで花の赤さがより際立っている感じがあります。
鮮やかな赤い花で群生しているのをみると、まるで本当に彼岸に渡ってしまっているかのような気持ちになります。
実際に毒草としても有名で鱗茎にはリコリンを主成分とするアルカロイドが含まれています。
数年前に某アニメでヒガンバナを口にくわえるカットがあって話題になったこともありました。
花がないとニラなどと見分けがつきにくくなり、間違ってしまうことがあるようです。
球根のあるないで見分けはつきますが、すべて抜くわけにもいかないのが難しいところですね。
うっかり食べると本当に彼岸に渡ってしまうので食べないように気をつけてください。
当院ではヒガンバナが咲くとキツネノカミソリは咲かない印象があります。
実際に今年はキツネノカミソリは咲いていません。なぜなのか、不思議です。