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2023.07.18
夏の花-オオギバボウシ
早くも7月も後半に入ってしまいました。今年は雨がひどい地域と暑さがひどい地域と2分されています。
この週末は東北で線状降水帯が出現とのことで覚悟していました。
実際には秋田はものすごい雨で市街地が水に浸っていましたが、一方で山形は良い天気でかなり暑い日々でした。
秋田の被害は尋常ではなさそうで驚きました。
さて、今回の花は「オオバギボウシ」です。
あまり聞き慣れない名前ですが、「うるい」といえば聞き覚えもあるのではないでしょうか。
オオギバボウシの若葉をうるいと呼び、山菜料理としてもよく顔をだします。
酢味噌で食べることが多いイメージでしたが、天ぷらなどにしてもおいしく、いろいろな料理になるようです。
リュウゼツラン亜科ギボウシ属の多年草です。
蕾が欄干の擬宝珠に似ているので大葉擬宝珠というようです。
北海道から九州までと広く分布していますので、あちこちの庭や街路樹の根元などで見かけます。
銀山温泉に行ったときに川沿いに沢山生えていてきれいに思ったことを思い出します。
大きめの葉の中央に50-100cmのまっすぐな茎がのび、その先に薄紫のきれいな花を何個も咲かせます。
去年はなぜか横に伸びましたが、今年は縦に伸びてくれました。
伽羅の根元に大きな水芭蕉のような葉の中心に花がのびています。
医院の入り口からもぎりぎり見えるのではないでしょうか。
風が強かったからでしょうか?