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2023.05.01
春の草花-オダマキ
今日から5月です。
日中は暑かったですが、夕方からは風が吹いてきて寒くなりましたね。
このような寒暖差が激しいときは調子を崩しがちですので気をつけてください。
今回はミヤマオダマキです。
通常のオダマキより小型のオダマキです。
昨年よりも大分早く花をつけました。やはり今年の気温が高い性なのでしょうか。
桜前線も例年より一月ほど早く上昇しているようです。温暖化と考えると少し怖いですね。
オダマキはキンポウゲ科の植物で中部地方から北海道にかけて生息する高山植物です。
10cmくらいの高さでうつむき加減に花をつけます。
花はだんだんと起き上がってきて最終的に上向きになって実をつけるようです。
毎日表情が変わるので違う花を見ているようで飽きないですね。
花弁の形も特徴的で、基部から萼の間を抜けて距が伸びています。
名前の由来は「苧環(オダマキ)」という麻糸を巻く道具が花の形と似ていることからついたようです。
なるほど、上に飛び出た距の部分が糸を巻き取る棒の部分にそっくりです。(写真には写ってないですが・・・)
昔の人の名前の付け方には本当に感心させられます。
これは以前、患者さんからいただいたものです。今年も見事な花を咲かせてくれました。
ありがとうございます。