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2021.11.08
秋の草花-シュウメイギク
11月になりますます寒くなってきました。
今年はインフルエンザのワクチンの数が2割減とのことで、予約がなかなかできず困っている方も多いのではないでしょうか。
当院の予約分もあっという間に埋まってしまい、追加入荷分を待つこととなっています。
11月半ばに入荷するとのことですが、実際に入荷するまでは仮予約という形をとらせてもらっています。
さて、今年もだいぶ散ってしまいましたがシュウメイギクが咲きました。
医院の入り口付近に咲いている白い花です。
漢字で「秋明菊」と書き、菊の仲間と思われますが実はキンポウゲ科でアネモネの仲間だそうです。
中国から入ってきたもので、秋牡丹とも言われていたようです。
また、中国では「秋冥菊」と書き、この世のものではない美しさを表しているようです。
キンポウゲといえば黄色のイメージですが、白や紫、ピンクといった色があります。当院のものは白ですね。
暗いところでも白いガクが映えています。
実は花びらに見えているところはガクで、実際の花びらは退化してしまったとのことです。
なので実際の花は真ん中の緑色のめしべとめしべを取り囲んでいるおしべのみということになりますね。
ガクは早めに散ってしまい真ん中のめしべだけが残っていることが多い印象です。
この景色を見ると、少しもの悲しい気持ちになってしまいます。