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2021.05.03
春の花⑧-スミレ
5月になりました。不安定な天気で雨が降ったり、太陽が見えたりしますね。
自宅の梅の木にはアブラムシが大量発生してしまいました。
最初は手で除去したり、牛乳をかけたりしていましたが追いつかず先日薬を買ってきました。
テントウムシなどの敵となる昆虫を持ってくるわけにもいきませんしね。悩ましいものです。
今回はスミレです。写真は当院の庭の西側に生えている樫の木の根本に咲いているものを見つけたものです。
3-5月頃に紫色の小さな紫色の花を咲かせるイメージがあります。
スミレも沢山の種類(150種類以上と言われているようです。)があって正式に同定するのは難しいですね。
当院に咲いているものも自信はないのですが、調べてみると「マルバスミレ」ではないかと思われます。
白色の花で唇弁には紫色のスジが目立ちます。
日本では本州、四国、九州に分布し、北限が青森、南限が屋久島まで存在するようです。
スミレの花は砂糖漬けにしたり、葉を天ぷらにしたりするようですが、これはどうなのでしょうね。
この後、種子がなりますが、種にはエライオソームと呼ばれる蟻などが好む成分が付着しており、これにより蟻などの生物に遠くまで運んでもらって増えていくようです。
生きていく工夫があって面白いですね。
種がなったら実際に見てみようと思います。